エアコンの買い替え、パナソニックやダイキンなどの有名メーカーも良いですが、なるべくなら予算を抑えたい!
本記事ではそんな方におすすめなエアコンメーカー、ハイセンスとアイリスオーヤマの特徴をまとめています。
どっちにするか迷われている方はぜひ参考にしてみてください。
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耐久性や省エネ性能を第一に、コスパの高い商品を選択し執筆しています。
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ハイセンスとアイリスオーヤマのエアコンはどっちがいいのか?【違いを徹底比較】
それぞれのメーカーの特徴は以下の項目で比較しています。
- 機能の違い
- 省エネ効果の違い
- 本体価格の違い
機能の違いを比較
ハイセンスの機能
ハイセンスのエアコンはHシリーズとSシリーズが販売されています。
それぞれの特徴は以下の通りです。
Hシリーズ ハイパワーモデル | Sシリーズ スタンダードモデル |
---|---|
適用畳数 6畳 10畳 14畳 18畳 | 適用畳数 6畳 8畳 10畳 14畳 |
どっちも解凍洗浄 内部クリーン はっ水フィルター Wi-Fi機能 ハイパワーモード 体感温度センサー | どっちも解凍洗浄 内部クリーン はっ水フィルター |
各機能の特徴は以下の通りです。
どっちも解凍洗浄(共通機能)
室内機と室外機の汚れを凍らせることで汚れを浮かせて洗浄します。
全ての汚れを落とせるわけではありませんが、お手入れしにくい熱交換器を洗浄できるのでキレイを保ちます。
内部クリーン(共通機能)
使用後にエアコン内部を乾燥させてカビやニオイを抑制します。
はっ水フィルター(共通機能)
汚れを落としやすい特殊なフィルターで手軽にお掃除できます。
Wi-Fi機能(Hシリーズ)
専用アプリで外出先からも操作可能です。
エアコンの切り忘れや室温管理できます。
ハイパワーモード(Hシリーズ)
リモコンに搭載されているハイパワーボタンを押すだけで、設定温度まで短時間で到達します。
体感温度センサー(Hシリーズ)
リモコンに搭載されているセンサーを感知して適温を保ちます。
このようにハイセンスのエアコンはシンプルな機能のスタンダードモデルと機能を充実させたハイパワーモデルの2機種を扱っています。
各シリーズごとに適用畳数は異なるので、お部屋の広さに合わせたモデルを選びましょう。
アイリスオーヤマの機能
アイリスオーヤマのエアコンは機能によってシリーズ分けされています。
それぞれの特徴は以下の通りです。
内部清潔機能
エアコン内部に搭載されている高性能フィルターにより、カビやホコリなど空気中の汚れをキャッチしてエアコン内部を清潔に保ちます。
空気清浄機能
内部清潔機能により空気中の汚れを吸い取り、キレイな空気を送り出します。
音声操作機能
付属のリモコンに話しかけるだけでエアコン操作可能です。
Wi-Fi設定やアプリのダウンロードは不要です。
Wi-Fi機能
ハイセンス同様にWi-Fi接続することで、遠隔操作可能です。
フィルター自動清掃機能
フィルターのお手入れを自動で行ってくれます。
取り除いた汚れは内部のダストボックスに集められます。
あとは掃除機で吸うだけなので、面倒なフィルター掃除も楽に行えます。
フィルターの目詰まりはエアコンの性能を落とすだけではなく電気代にも関係してきます。
自動清掃することで省エネ効果も期待できます。
このようにアイリスオーヤマのエアコンは用途に合わせた機種選びが可能です。
ただし、機種によっては適用畳数が異なるので、まずはお部屋の広さに合わせたエアコン選びが重要です。
その上で好みの機能が搭載されている機種を選びましょう。
また、フィルター自動清掃機能は便利な反面、エアコンクリーニングの際に追加料金が発生することがあります。
でもハイセンスとアイリスオーヤマのエアコンはどっちがいいんだろう?
機能面ではフィルター自動清掃が装備されているアイリスオーヤマは魅力的ですが、その分、本体価格は高くなります。
普段からフィルター掃除が面倒と感じている方はおすすめですが、エアコンクリーニングの際は別途追加料金がかかります。
この点を考慮すると特にこだわりがなければシンプルなモデル、また利便性を求めるならWi-Fi機能モデルをおすすめします。
省エネ効果の違いを比較
省エネ性能はAPFという値で表されます。
APFは省エネ法で定められた基準で、省エネエアコンを見極めるうえで一つの指標として浸透しつつあります。
※一般的に5.0〜7.0位の値で表され数値の大きい方が省エネ性能が高いといわれています。
各モデルごとのAPF値は以下の通りです。
- スタンダードモデル:5.8
- ハイパワーモデル:6.2
- スタンダードモデル:5.8
- 空気清浄モデル:4.9
- 音声操作モデル:5.8
- Wi-Fiモデル:5.8
- フィルター自動清掃モデル:5.8
空気清浄モデルを除いてそこまで大差ありませんが、エアコン選びではAPF6.0以上が1つの目安になります。
少しでも電気代を抑えたい方はハイセンスのハイパワーモデルを選びましょう。
上記はあくまでAPFによる省エネ性能を表しています。
実際にかかる電気代は以下の計算式に当てはめて電気代を算出します。
消費電力(W)×1時間×31円÷1000
※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価31円/kWhを参考に計算。
※50Hz/60Hzの表記がある場合
東日本にお住まいの方は50Hz/西日本にお住まいの方は60Hz を見ましょう。
例:ハイセンスのハイパワーモデル(Hシリーズ)の場合
- 1時間当たりの電気代:14.26円
- 5時間当たりの電気代:71.3円
本体価格の違いを比較
ハイセンスとアイリスオーヤマのエアコンシリーズから6畳タイプをピックアップしています。
※空気清浄モデルは12畳からのため除外。
ハイセンスのエアコン
アイリスオーヤマのエアコン
スタンダードモデル IRA-2205R | 42,900円(税込) |
Wi-Fi機能モデル IHF-2207W | 74,800円(税込) |
音声操作モデル IAF-2206GV | 76,800円(税込) |
フィルター自動清掃モデル IAF-2207M | 89,800円(税込) |
本体価格は搭載されている機能によって左右されます。
予算を出来るだけ抑えたい方はシンプルな機能のモデルをおすすめします。
ハイセンスとアイリスオーヤマのエアコンはどっちがおすすめ?まとめ
今回はハイセンスとアイリスオーヤマのエアコンの違いをまとめてみました。
どちらのメーカーも機能によって特徴は異なりますが、内部の清浄機能は完全にカビや汚れを取り除くことはできません。
ですので、2〜3年に一度はエアコンクリーニングを依頼することを考えたら本体価格の安いモデルでも充分と言えます。
遠隔操作ができるWi-Fi機能も魅力的ですが、どちらのメーカーもタイマー機能は備わっています。
そのため、Wi-Fi機能を重視しない方はシンプルなスタンダードモデルをおすすめします。
エアコンは時期によっては品切れや取り付け工事の予約が取りづらくなります(例年5月~7月ごろ)。
今回はハイセンスとアイリスオーヤマのエアコンの違いを比較してみましたが、国内の有名メーカーを希望する方は以下の記事でもまとめています。
ぜひ、エアコン選びの参考にしてみてください。
\アイリスオーヤマのルームエアコン/