
数年ほど前からAmazonや楽天市場などで見かける機会が増えたCOMFEE(コンフィー)。
今までは電子レンジや冷蔵庫・冷凍庫が主力商品でしたが、2024年以降はエアコン市場にも乗り出し、シンプルな機能かつスタイリッシュなデザインで少しずつシェアを伸ばしています。

また、価格帯に関しても国内最安値と言えるほど低価格で、手頃な値段でエアコンを購入したい方にはぜひチェックをしてもらいたい家電メーカーです。
しかし、「COMFEE(コンフィー)のエアコンなんて聞いたことがない」「壊れやすいのでは?」など、日本市場に参入して間もないことから不安に感じる人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、COMFEE(コンフィー)のエアコンが壊れやすいと不安に思われている方々に向けて、その理由や特徴をまとめています。

COMFEE(コンフィー)のエアコンが気になる方はぜひ参考にしてみてください。
保有資格
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
日本FP協会 AFP 登録
日本FP協会ホームページ
- プロフィール
-
家電製品に詳しいファイナンシャルプランナー。
耐久性や省エネ性能を第一に、コスパの高い商品を選択し執筆しております。
物価上昇に伴い家電製品の価格も変化しています。
無駄を省いたお買い物ができるよう、お手伝いできれば嬉しいです。
COMFEE(コンフィー)のエアコンはどこの国のメーカーなのか?

COMFEE(コンフィー)
ルームエアコン 主に6畳 2.2kw 室内機CYA-221B(W)/室外機COYA-221B[2025年モデル]
参考価格:45,000円(税込)
どこの国のメーカーなのか?

COMFEE(コンフィー)のエアコンはどこの国のメーカーなの?

COMFEE(コンフィー)は中国の大手家電メーカーMidea(ミデア)グループの家電ブランドになります。
COMFEE(コンフィー)の家電自体が日本市場に参入したのは2019年ごろで、Amazonや楽天市場などの通販サイトを中心にオンライン販売を行っていました。
その後、2024年3月には実店舗での販売も行うようになりました。

どこで扱っているの?

実店舗は、ヤマダ電機、ビックカメラ、エディオン、ケーズデンキなどの大手家電量販店で取り扱いがあります。
製造国は?

COMFEE(コンフィー)のエアコンは、どこの国で作られているの?

COMFEE(コンフィー)は中国Midea(ミデア)の自社工場(中国)で製造されています。

品質面は?壊れやすくないの?

問題ありません。COMFEE(コンフィー)は日本向けにPSE認証・JIS準拠を取得しています。
そのため、安全性が高く品質面も問題ありません。
現在は物価上昇に伴い、家電製品全般に言えることですが、国内で販売されている家電製品は一部商品を除いて、殆どが海外で製造されています。
例えば、液晶テレビは数年前まで国内で製造されていましたが、シャープの国内工場が閉鎖されて以降は、中国を中心に海外で製造されています。
一昔前は「海外製造=粗悪品」のような風潮もありましたが、今では海外製造のほうが低価格かつ高品質で、多くの国内メーカーが海外製造に移行しています。
Midea(ミデア)グループとは?

Midea(ミデア)グループって有名なの?

Midea(ミデア)グループは中国の大手家電メーカーです。
中国の大手家電メーカーランキング
順位 | メーカー |
---|---|
1位 | Haier(ハイアール) |
2位 | Midea Group(美的集団) |
3位 | Gree Electric(グリー) |
4位 | Changhong(長虹) |
5位 | Hisense(ハイセンス) |
また、世界のエアコン市場でも数年前まではダイキンが長らくトップを守っていましたが、2022年以降はMidea(ミデア)グループが首位を獲得しています。
年間販売台数の正確な数値は公開されていませんが、CAGR(年平均成長率)を見てもMidea約9.1%、ダイキン約5.2%と急成長しています。

でも、そんな有名家電メーカーがどうして壊れやすいと思われているんだろう?

それでは次の章でCOMFEE(コンフィー)のエアコンが壊れやすいと思われている理由をまとめています。
COMFEE(コンフィー)のエアコンが壊れやすいと思われている理由

知名度が低いため壊れやすい
COMFEE(コンフィー)のエアコンは日本市場に参入して間もないことから、「聞いたことがないメーカーだから壊れやすいのでは?」「どこの国のメーカーか不安」というように、知らない=不安=壊れやすいのでは?と、どうしてもネガティブな印象を持ってしまいます。
しかし、COMFEE(コンフィー)は世界最大級の家電メーカーの一つ「Midea(ミデア)」グループのブランドということもありますし、世界トップの販売台数を誇ります。
日本でもAmazonや楽天市場などの通販サイトや大手家電量販店でも販売されていることから国内の販売実績も徐々に増えています。
いずれは知名度も上がり、コストパフォーマンスの高さから国内でも広く認知されるかもしれません。

実際にハイセンスやTCLの中国メーカーも初めのうちは敬遠されがちでしたが、今では家電量販店や通販サイト、家具家電のニトリでも販売されています。
OEM製品のため品質が心配
COMFEE(コンフィー)のエアコンは、どこの国で作られているか分からないから「壊れやすいのでは?」と品質面に不安を感じている人も多いかもしれませんが、品質管理は国際基準です。
また、日本の大手家電メーカーでもあるパナソニックともMidea(ミデア)グループとOEM契約を結んだ実績もあり信頼性は高いです。

日本向けにPSE認証・JIS準拠を取得しているので品質面も問題ありません。
中国メーカーのため壊れやすい
COMFEE(コンフィー)は中国メーカー&製造ということもあり、中国メーカーに対する偏見からエアコンも壊れやすいと思われいるのかもしれません。

しかし、品質管理や今までの販売実績を考えると、中国メーカーだから壊れやすいという考えは誤解です。
【COMFEE(コンフィー)エアコン2025年モデルの主な特徴と効果】

シンプル操作

- リモコンはボタンが少なく、誰でもすぐに使えるシンプル設計
- 0.5℃単位で温度調整ができて、細かい設定も可能
- 暗い部屋でも見やすいバックライトや光るボタン付き
COMFEE(コンフィー)のエアコンは、誰でも直感的に操作でき、初めての操作でも家族全員が使いやすいモデルになっています。

また、細かく温度調整できるので、体に負担のない快適な空間を作れるのが特徴です。
内部洗浄(清潔機能)

- エアコンの中に汚れがつきにくい特別なコーティング付き
- 使い終わったあと、自動で送風して中を乾燥させてくれる
- カビや嫌なにおいを防ぐ効果がある
内部洗浄により掃除の手間が減り、清潔な空気を保てます。

また、カビ臭さがなくなり、アレルギーや子どもの健康にも配慮できる点はおすすめです。
静音性

- 「しずかモード」で使えば、運転音はとても静か(図書館くらいの静かさ)
- 夜寝るときや勉強中でも音が気になりにくい

睡眠や仕事、勉強の妨げにならず、集中しやすい環境に、また、赤ちゃんがいる家庭や夜勤明けの休息にもおすすめです。
低価格
- 6畳用のモデルで本体価格が約45,000円前後とお手頃
- コスパがよく、初めてのエアコンにもおすすめ
少ない予算でもエアコンが購入できて、生活の質が上がります。

そのため、買い替えや2台目としても負担が少ないのは家計にやさしいですね。
COMFEE(コンフィー)のエアコンは、誰でも使いやすいシンプルな操作性に加え、内部を清潔に保つ機能や静音設計が特徴です。
価格もリーズナブルで、必要な性能をしっかり備えながらコストを抑えられるため、はじめての導入や買い替えにも最適です。
最近は高機能なエアコンが多く出回っていますが、エアコン本来の目的は「冷やす・暖める・除湿する」ことです。
COMFEE(コンフィー)のエアコンは、そこに必要な快適性と使いやすさをしっかり備えており、機能を絞ることで価格も抑えられています。

快適さ・清潔さ・静かさ・手頃さをバランスよく備えた、コスパ重視の方にぴったりのエアコンです。
項目 | 詳細 |
---|---|
型番 | CYA-221B![]() |
参考価格 | 45,000円(税込) |
適応畳数 | 6畳 |
期間消費電力量 | 717kWh |
1年間の電気代 | 22,227円 |
主な機能 | 内部乾燥 静音設計 タイマー機能 |
総合評価 | 4.0 |

COMFEE(コンフィー)のエアコンは壊れやすい?どこの国のメーカーなのか? まとめ
今回はCOMFEE(コンフィー)のエアコンが壊れやすいと思われている理由をまとめました。
COMFEE(コンフィー)のエアコンが壊れやすいと思われている理由はいくつか考えられますが、
他にも
「低価格帯の製品が多いので壊れやすいのでは?」
「ネガティブな体験談を見かけたため壊れやすいのでは?」
など、日本市場に参入して間もないことから実際に耐久性やサポート体制に対する情報が少なく、の不安や先入観につながっている可能性もあります。

ただ、適切に使っていれば、壊れやすいということはないので問題ありません。
過去の不具合事例やリコール情報を確認しても大きなトラブルはなく品質面も十分に実用的な商品といえます。
知名度こそ他の国内メーカーと比較すると劣りますが、コスパの良さで国内市場でもシェアを広げることが予想されます。

今後もCOMFEE(コンフィー)の動向から目が離せません。
適応畳数 | 6畳 | 10畳 | 14畳 |
---|---|---|---|
型番 | CYA-221B![]() | CYA-281B![]() | CYA-401B![]() |
参考価格 | 45,000円(税込) | 74,800円(税込) | 89,800円(税込) |
期間消費電力量 | 717kWh | 929kWh | 1544kWh |
1年間の電気代 | 22,227円 | 28,799円 | 47,864円 |
主な機能 | 内部乾燥 静音設計 タイマー機能 | 内部乾燥 静音設計 タイマー機能 | 内部乾燥 静音設計 タイマー機能 |
総合評価 | 4.0 | 4.0 | 4.0 |
消費電力(W)×1時間×31円÷1000
※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価31円/kWhを参考に計算。
※50Hz/60Hzの表記がある場合
東日本にお住まいの方は50Hz/西日本にお住まいの方は60Hz を見ましょう。

