2020年ごろから少しずつ浸透してきている車載冷蔵庫。
ポータブル冷蔵庫とも呼ばれお出かけの際にいつでも冷たい飲み物が飲めます。
しかし、車載冷蔵庫は積みっぱなしでも大丈夫なのか?それとも毎回車から取り出したほうがいいのか?気になりますよね。
そこで本記事では車載冷蔵庫を積みっぱなしにする際の注意点をまとめています。
積みっぱなしにしておいて自動車が動かない!こんなことにならないためにも注意点に気を付けてお使いください。
保有資格
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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家電製品に詳しいファイナンシャルプランナー。
耐久性や省エネ性能を第一に、コスパの高い商品を選択し執筆しております。
物価上昇に伴い家電製品の価格も変化しています。
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車載冷蔵庫を積みっぱなしにする際の注意点
基本的に車載冷蔵庫は積みっぱなしにしておいても問題ありません。
しかし、暑い季節(特に炎天下のとき)には取り扱いに注意が必要です。
炎天下の場合は不具合や故障の原因になる
車載冷蔵庫は精巧な機器が使われている機械です。
そのためあまり暑すぎると不具合や故障の原因になることが考えられます。
一般的に家電製品の場合は「使用周囲温度」というのが明記されています。
また「保存周囲温度」というのがあり、それぞれ温度の範囲が異なります。
- 使用周囲温度
0℃〜35℃くらいの範囲で使用 - 保存周囲温度
-20℃〜60℃くらいの範囲で保存
※家電製品によって周囲温度は異なります。
このように車載冷蔵庫もある程度の周囲温度を想定して作られているため炎天下の車内が暑いからといってすぐに故障するということはありません。
※一般的に家電製品は耐久テスト(周囲温度を想定)が行われています。
ただ、炎天下の車内温度は数十分で約55℃まで上昇するので全く機器に影響はないかというと否定はできません。
バッテリーを外しておく
車載冷蔵庫には取り外し可能なバッテリーを取り付けられる機種があります。
ただ、バッテリーのリチウムイオン電池は周囲温度が最高45℃に規定されています。
そのため炎天下で約55℃まで上昇する車内ではバッテリーを外しておく必要があります。
そうしないと液漏れによりバッテリーの電池装着部分が錆びてしまい使用できなることも考えられます。
※ヤスリや錆び取り剤で取り除けますが自己責任でお願いします。
電源プラグを抜く
車載冷蔵庫を積みっぱなしにする際はバッテリー上がりに注意する必要があります。
車載冷蔵庫はエンジンを付けているときだけではなく、エンジンを切った後もバッテリーに負担が掛かります。
そのため、電源プラグ(シガーソケット)に挿したままだとバッテリー上がりでエンジンが掛からないということも考えられます。
小型の車載冷蔵庫なら消費電力も少ないのでバッテリー上がりの心配はないかもしれませんが、エンジンを切った後は電源プラグを抜いて、バッテリー上がりを回避しましょう。
炎天下の車載冷蔵庫の注意点 まとめ
今回は車載冷蔵庫を積みっぱなしにする際の注意点をまとめてみました。
- 積みっぱなしにする際は故障の可能性も考える
- バッテリーが付けられる機種はバッテリーを外しておく
- バッテリー上がりを避けるため電源プラグを抜く
バッテリーが付けられる機種はバッテリーを外しておく
バッテリー上がりを避けるため電源プラグを抜く
車載冷蔵庫を積みっぱなしにする際は上記の注意点を考慮した上で使用しましょう。
項目 | 詳細 |
---|---|
型番 | IPD-2B-W |
参考価格 | 23,800円(税込) |
温度設定 | -20~20℃ |
冷却方式 | コンプレッサー式 |
容量 | 20L |
収納目安 | 500ml×15本 350ml×25本 |
サイズ | 横幅60.0cm 奥行32.0cm 高さ32.0cm |
重さ | 10.0kg |
コードの長さ | 交流電源:約2.0m (電源コード+ACアダプター) 直流電源:約3.4m (シガーソケット用コード) |