最近の家電は壊れやすい?昔と比べて耐久性が悪い理由
- 最近の家電は壊れやすい。
- 昔と比べて耐久性が悪くなった気がする。
- 壊れにくいメーカーを知りたい。
今回は「最近の家電製品が昔と比べて壊れやすい」と思われている理由をまとめてみました。
壊れにくいメーカーもまとめています。
あわせてご覧になってみてください。
保有資格
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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家電製品に詳しいファイナンシャルプランナー。
耐久性や省エネ性能を第一に、コスパの高い商品を選択し執筆しております。
物価上昇に伴い家電製品の価格も変化しています。
無駄を省いたお買い物ができるよう、お手伝いできれば嬉しいです。
最近の家電が壊れやすい理由|部品保存期間に合わせた設計
昔と比べて各メーカー部品の保存期間を設けていて、ホームページ、取扱説明書などで開示されています。
※経済産業省のガイドラインに沿って定めています。
各メーカー部品保存期間に合わせた設計をしていることが考えられます。
そのため、部品保存期間前後で壊れるようにできているのかもしれません。
また、部品保存期間が開示されていないメーカーは故障した場合に対応してもらえないことも考えられます。
家電製品を購入する際は部品保存期間を確認するようにしましょう。
ちなみに各メーカーの部品保存期間は長くても10年くらいです。
もし部品保存期間を過ぎて故障した場合も一度メーカーに問い合わせてみるのをおすすめします。
最近の家電が壊れやすい理由|軽量化による耐久性の低下
昔と比べて最近の家電はコンパクトになり軽量化されました。
そのため耐久性が下がったとみられます。
しかし、軽量化が壊れやすい直接の原因かというとそういうことではありません。
故障原因の一つとお考えください。
最近の家電が壊れやすい理由|省エネ化による耐久性の低下
最近の家電は昔と比べて省エネ化が進んでいます。
特に白物家電と言われる冷蔵庫や洗濯機は10年〜20年前と比べて比べ物にならないくらい省エネ効果が期待できます。
またテレビもブラウン管から液晶パネルになったことで大幅に省エネ効果が発揮されるようになりました。
ちなみに冷蔵庫や液晶テレビは昔と比べて消費電力は半分以下になりました。
省エネ効果は嬉しい限りですが、その反面壊れやすい傾向にあります。
最近の家電が壊れやすい理由|低価格による耐久性の低下
昔と比べて家電製品は価格が安くなりました。
テレビを例に挙げてみますと、32型の液晶テレビは当時10万円ほどしました。
また50型のプラズマテレビは50万円くらいとかなり高額でした。
最近のテレビは32型で3万円前後、50型で6万円前後で購入できるようになりました。
安くなった反面、壊れやすい傾向にあるのも原因の一つと考えられます。
最近の家電が壊れやすい理由|高性能・高機能による耐久性の低下
最近の家電は高性能・高機能なものが多く販売されています。
エアコンに関しては内部洗浄、Wi-Fi接続、空気清浄機能など便利な機能が搭載されました。
多機能になった分、壊れやすい傾向にあります。
シンプルな機能でも使いにくいということはないので、機能は絞っても良いかもしれませんね。
壊れにくい家電メーカー一覧[ジャンル別]
最近の家電は昔と比べて壊れやすい傾向にありますが、そんな中でも比較的耐久性が高いとされる家電メーカーをジャンル別に紹介したいと思います。
壊れにくい家電メーカー|液晶テレビ
- 国内メーカー
- ハイセンス(中国)
- LG(韓国)
やはり国内メーカーは壊れにくく耐久性も高いです。
もちろん価格は上がりますが、長期間使用することを考えたら国内メーカーを中心に購入を考えたほうが後々後悔することはありません。
また、ハイセンスやLGなどの海外メーカーも品質が良く、高性能なテレビをお求めやすい価格で購入できます。
壊れにくい家電メーカー|エアコン
- ダイキン
- パナソニック
- 三菱電機
- 日立
- 富士通
1位 パナソニック22%
タイズ 家庭用空調機の競合状況より
2位 ダイキン 18%
3位 三菱電機 15%
4位 日立アプライアンス 15%
5位 富士通 10%
これらの国内上位5メーカーの中から選べば間違いないと思います。
特にダイキンは世界的にも販売台数が多く、安心して購入できるエアコンメーカーです。
壊れにくい家電メーカー|掃除機
- マキタ
- ダイソン
- アイリスオーヤマ
掃除機は国内外、様々なメーカーから販売されています。
掃除機の種類も、コード付きのキャニスター掃除機、スティックタイプの掃除機、ハンディタイプの掃除機など用途に合わせて様々です。
掃除機といえばダイソンが有名ですが壊れにくく耐久性の高いメーカーといえば「マキタ」がおすすめです。
マキタの特徴は使いやすさや耐久性を重視していて企業でも採用されています。
特にマキタのスティックタイプは定評があり吸引力・静音性どちらも優れています。
アイリスオーヤマはどうなの?
アイリスオーヤマの掃除機も有名で高品質な掃除機をお求めやすい価格で購入できるので人気です。
また、アイリスオーヤマは公式サイトで会員登録をすると保証期間が2年に延長されます。
品質・価格・保証と三拍子揃ったコストパフォーマンスの高いメーカーです。
壊れにくい家電メーカー|冷蔵庫
- パナソニック
- 三菱電機
- 日立
冷蔵庫は上記3メーカーで間違いないと思います。
特にパナソニックは販売台数も多く、消臭・除菌機能、庫内も広く電気代が安いのも特徴です。
また国内製造という点もおすすめポイントです。
壊れにくい家電メーカー|洗濯機
- パナソニック
- シャープ
- 日立
洗濯機もパナソニックがおすすめです。
パナソニックは白物家電に強く、エアコン・冷蔵庫・洗濯機などは耐久性も高く品質もしっかりしています。
洗濯機は高額になりがちなので耐久性にこだわり、選んだほうが間違いないですね。
壊れにくい家電メーカー|電子レンジ・オーブンレンジ
- パナソニック
- シャープ
- 日立
電子レンジは上記3メーカーがおすすめです。
最近の電子レンジはオーブンレンジが主流で温めの幅が広がります。
特に解凍の技術が高く従来の電子レンジの場合、解凍すると温めが偏ったり、熱くなりすぎてしまうこともありました。
しかし、最近の電子レンジはちょうど良い硬さにほぐれて調理しやすく改良されています。
その反面、機能が多過ぎて使いこなせない場合もあるので、最新モデルでも3万円から5万円までの電子レンジ(オーブンレンジ)でも十分です。
壊れにくい家電メーカー|炊飯器
- 象印
- タイガー
- アイリスオーヤマ
炊飯器といえば上記3メーカーです。
特にアイリスオーヤマの炊飯器は種類が豊富で価格も安く手軽に炊飯器を購入したい方にはピッタリなメーカーです。
アイリスオーヤマの特徴はお米の銘柄に合わせた銘柄炊き、マイコン式・IH式・圧力IH式の炊飯方式ごとの炊飯器の種類が多いです。
あまりの多さに迷ってしまいますが、アイリスオーヤマの炊飯器は確認してみる価値ありです。
最近の家電は壊れやすい?昔と比べて耐久性が悪い理由|まとめ
今回は最近の家電が壊れやすい理由をまとめてみました。
昔と比べて耐久性に不安は残りますが、10年ごとに家電を買い替えることを考えたらそこまで気にしなくても大丈夫です。
また上記で挙げた家電メーカーは購入後のサポートもしっかりしています。
万一不具合があっても修理担当者が対応してくれます。
この機会にぜひ自分にピッタリな家電製品を探してみてください。