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HT-X8500は音がこもる?ソニーのサウンドバーの実力を検証

映画や音楽を手軽に楽しみたいときに便利なのがサウンドバー。

なかでもソニーの「HT-X8500」は、手頃な価格でDolby AtmosやDTS:Xに対応していることで注目されています。

ところが、口コミを見ていると「音がこもって聞こえる」といった声もちらほら。

そこで今回はなぜそう感じられるのか?その理由と対策をまとめています。

記事の執筆者(藤岡秀樹)

保有資格 
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
日本FP協会 AFP 登録
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日本FP協会ホームページ

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家電製品に詳しいファイナンシャルプランナー。
耐久性や省エネ性能を第一に、コスパの高い商品を選択し執筆しております。
物価上昇に伴い家電製品の価格も変化しています。
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HT-X8500はなぜ音がこもると感じるのか?

HT-X8500の音が「少しこもって聞こえる」と言われるのには、いくつか理由があります。

理由1 スピーカー構造の影響

まず構造上の特徴です。

スピーカーは本体の中央に配置されていて、音がまっすぐ前に飛ぶ仕組みになっています。

そのため、広いリビングや横に広がりのある空間では、音が左右に広がらず平面的に感じられやすいのです。

結果として、臨場感が弱く「音がこもる」と思われることがあります。

理由2 内蔵サブウーファーの特性

次に、サブウーファーの問題です。

HT-X8500はウーファーを本体に内蔵しているので、低音自体はしっかり響きます。

ただ、その低音が厚みを持ちすぎると高音域を覆ってしまい、セリフや細かい効果音が聞き取りにくくなることがあります。

映画やドラマで「声がはっきりしない」と感じる方は、この影響を受けている可能性が高いです。

理由3 部屋の環境

最後に設置環境も大きな要素です。

壁や床に音が反射すると、声やBGM、効果音が混ざり合ってクリアさが損なわれます。

特に家具が少なく反響しやすい部屋では、実際の性能以上に“こもっている”ように聞こえてしまうケースも少なくありません。

音がこもらないようにするには?

HT-X8500の音がこもって感じるときは、ちょっとした工夫で改善できる場合があります。

対策1 サウンドモードを切り替える

まずはサウンドモードを切り替えてみましょう。

HT-X8500には「シネマ」「ミュージック」「ニュース」などいくつかのモードがあり、特に声が聞きづらいときには「ボイスモード」が効果的です。

セリフが前に出やすくなるので、映画やドラマがぐっと聞き取りやすくなります。

対策2 設置位置を工夫する

次に、設置場所の見直しです。

テレビ台の奥に押し込むように置くと音が反射してこもりやすくなります。

なるべく前の方に出して設置すると、音がストレートに耳に届きやすくなり、印象もだいぶ変わります。

対策3 音量とバランスを調整する

そして、音量バランスの調整も有効です。

低音が強すぎると高音や声が埋もれてしまうため、設定メニューからサブウーファーのレベルを少し下げてみてください。

ほんの少し調整するだけでも、全体のバランスが整いクリアに感じられることがあります。

HT-X8500の評価とまとめ

実際に使ってみて、映画を見る分には迫力があり満足度は高いと感じました。

ただしセリフ重視のドラマやニュースをよく見る方は、初期設定のままだと少し聞きづらい場面が出てくるかもしれません。

モードの切り替えや低音の調整をすれば、価格以上のパフォーマンスを発揮してくれる製品です。

「大画面テレビと合わせて、手軽に音をアップグレードしたい」そんなニーズにはぴったりだと思います。

HT-X8500とHT-S400を比較!音のこもりや性能の違いは?

ソニーのサウンドバーは幅広いラインナップがありますが、その中でも手頃な価格帯で人気があるのが「HT-X8500」と「HT-S400」。

どちらもシンプルにテレビの音を強化できるモデルですが、構造や特徴が異なるため、使うシーンによって満足度は変わってきます。

ここでは、2つのモデルを比較しながら「音がこもるのか?」「どちらが向いているか?」を整理してみました。

音質の傾向の違い

HT-X8500:低音が強く、迫力重視

HT-X8500はサブウーファーを本体に内蔵しているのが特徴。
そのため低音の迫力は十分にあり、映画やアクションシーンでは重厚感を楽しめます。

一方で、低音が前に出すぎて高音やセリフが埋もれ、「こもった印象」を持つ人もいるようです。

HT-S400:セリフが聞きやすく、バランス型

HT-S400はサブウーファーが独立しているタイプ。
低音の響きは豊かですが、別体のため調整がしやすく、セリフがクリアに届きやすいのが強みです。

映画だけでなく、ニュースやドラマを見る機会が多い方にも向いています。

立体音響の対応

HT-X8500:Dolby Atmos / DTS:Xに対応
HT-X8500は上位規格の立体音響フォーマットに対応しているため、対応コンテンツを再生すると高さ方向の音も楽しめます。
ただし物理的な上向きスピーカーはなく、バーチャル処理なので本格的なサラウンドを求める方には物足りないかもしれません。

HT-S400:独自の「S-Force PRO Front Surround」
HT-S400はDolby AtmosやDTS:Xには非対応。
代わりにソニー独自のバーチャルサラウンド技術を搭載し、前方から広がるような音を作ります。
立体感はHT-X8500ほどではありませんが、日常的なテレビ視聴には十分です。

設置性と使いやすさ

HT-X8500:省スペース設計
本体だけで完結するため、省スペースで置きやすいのが魅力です。
配線もシンプルなので、テレビ周りをすっきりさせたい人に向いています。

HT-S400:サブウーファーの置き場所が必要
独立サブウーファーは無線接続なので設置自体は簡単ですが、置き場所を確保する必要があります。
逆に言えば、低音を部屋の環境に合わせて調整できる自由度はメリットです。

価格帯の違い

  • HT-X8500:3万〜4万円前後
  • HT-S400:2.5万〜3万円前後

HT-S400の方がやや安く手に入ることが多いですが、立体音響対応という点ではHT-X8500が優秀です。

    まとめ:HT-X8500とHT-S400はどちらを選ぶべき?

    どちらを選ぶべき?
    • 映画やゲームで臨場感を楽しみたい → HT-X8500
    • 設置スペースをとにかく抑えたい → HT-X8500
    • セリフ重視で普段のテレビ視聴に強い → HT-S400
    • 低音を調整しながらバランスよく聴きたい → HT-S400

    実際に聴き比べると、HT-X8500は「映画向け」、HT-S400は「テレビ向け」という印象でした。

    Dolby Atmos対応のHT-X8500は迫力があり、アクション映画やゲームでは確かに没入感が増します。

    一方でHT-S400はセリフの聞きやすさに優れており、普段使いには安心感があります。

    用途をはっきりさせて選ぶと、どちらも満足度の高い一台になると感じました。

    ぜひ一度チェックしてみてください。

    >サウンドバーはどうやって選ぶのか?

    記事の執筆者(藤岡秀樹)

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