TWINBIRD(ツインバード)の家電製品はご存じでしょうか?
ツインバードは、主に生活家電やキッチン家電などを扱う家電メーカーです。
最近は冷蔵庫などの大型家電も発売され、家電量販店でも目にする機会が増えました。
しかし、ツインバードは格安家電のイメージが強く、どうしても「品質が悪い、壊れやすい、長持ちするかな?」こんな印象を持ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ツインバードの口コミや評判をまとめてみました。
ツインバードの家電製品が気になる方はぜひ参考にしてみてください。
保有資格
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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- プロフィール
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家電製品に詳しいファイナンシャルプランナー。
耐久性や省エネ性能を第一に、コスパの高い商品を選択し執筆しております。
物価上昇に伴い家電製品の価格も変化しています。
無駄を省いたお買い物ができるよう、お手伝いできれば嬉しいです。
ツインバードの評判「家電が壊れやすいという口コミは本当なのか?」品質の善し悪し
ツインバードはどこの国のメーカーなのか?
ツインバードは新潟県燕市に本社を構える総合家電メーカーになり、主に中国で製造されています(国内製造は40%)。
中国の深圳(シンセン)を中心に50拠点以上の工場で商品の製造が行なわれています。
中国は国内よりも生産コストが安く、機械設備や人件費などを抑えて手頃な価格設定が可能です。
追記 2024年10月30日
現在は円安や海外の人件費の上昇により国内の製造比率を従来の20%から40%に引き上げられています。
ツインバードは格安家電のイメージがありますが、最近は機能・デザインにも力を入れており、大手国内メーカーと変わらず高品質な家電製品を製造しています。
では続いてツインバードの評判を見てみましょう。
ツインバードの評判
項目 | 人数 |
---|---|
満足 | 71人 |
やや満足 | 29人 |
普通 | 8人 |
やや不満 | 3人 |
不満 | 3人 |
アンケート詳細
調査方法:Webアンケート(クラウドワークス)
実施期間:2024年3月〜4月
対象者:ツインバードの家電製品を利用している114人
内訳:コーヒーメーカー38人/掃除機31人/トースター16人/オーブンレンジ15人/冷蔵庫14人
このようにツインバードの家電製品は壊れやすいということもなく評判は上々です。
特に全自動コーヒーメーカーは評価が高く、以下の点を除いて満足度の高い商品です。
- 忙しい朝には不向き
- 豆を挽く音がうるさい
- 一年ちょっとで壊れた
忙しい朝には不向き
豆を挽いてドリップして後片付け、朝の忙しい時間には不向きです。
今では休日以外はペーパードリップです。
豆を挽く音がうるさい
口コミを見ると豆を挽く音がうるさいとありましたが、評判通り大きな音がします。
普段は日中にコーヒーを飲むので、豆を挽く音や香りを楽しんでいるので気にしていませんが、人によっては気になるかもしれません。
豆を挽く音は口コミ通り大きな音がしますが、それも含めてのコーヒーメーカーなので気になりません。部屋中コーヒーの良い匂いがして味も自分好みで大満足です。
一年ちょっとで壊れた
一年ちょっとで豆が挽けなくなり修理に出しました。保証期間内だったので新品の交換に応じてもらえました。
今は特段問題なく使えていますが、5年保証が付いていなかったら処分していたところです。
このように、良い評判だけではなく一部マイナスなコメントも見られますが、自分好みの味わいを調整できる点は高評価に繋がっています。
ツインバードの家電製品は他商品も評判が良く、掃除機はコストパフォーマンスの高さから、累計販売120万台以上のベストセラー商品です。
ツインバードの家電製品は壊れやすい?
ツインバードの家電製品を購入し、不具合や故障で壊れたという方はアンケートでは3名のみでした。
※コーヒーメーカー1人/掃除機1人/ホームベーカリー1人
そのため、ツインバードの家電製品は特別壊れやすいということはなく、耐久性の高い商品になっています。
ちなみに、ツインバードの家電製品は購入店によって保証期間が異なります。
全自動コーヒーメーカーを例に挙げるとAmazonで購入した際はメーカー保証は1年間になります(オプションで有料の5年保証を付けることは可能)。
一方、楽天市場のツインバード公式ストアでは無料で5年保証が付きます。
さらにポイントも付与されるので、少しでもお得に購入するなら楽天市場の公式ストアをおすすめします。
ツインバードの品質
ツインバードの家電製品の4割は国内で製造されています。
特に全自動コーヒーメーカーや冷蔵庫、一部のトースターや掃除機を除き、国内で製造されています。
ツインバードが本社を構える新潟県燕市は元々農業が盛んでしたが、冬は農作業が少なく収入を得るため始められたのが金属加工業になります。
この技術が発展し、地域全体に広がりました。
今では農業も行われていますが、地域経済の中心は金属加工などの製造業にシフトしているのが特徴です。
これらの技術がツインバードの家電製品にも活かされていて、手頃な価格はそのままに、消費者の生活をよりも豊かにできる高品質な商品開発に力を入れています。
特に『匠プレミアムシリーズ』は専門家監修のもと、こだわり抜かれた商品になっているので、手頃な価格で高品質なな家電製品を求める方には最適です。
このようにツインバードの家電製品は評判が良く、壊れやすいということもなく高品質です。
以前は安さを前面に出している印象でしたが、全自動コーヒーメーカーが発売された2018年ごろから少しずつ製品の質が変わり、2020年以降はこだわりが随所に見られるようになりました。
筆者個人としては評判通り匠プレミアムシリーズのコーヒーメーカーとトースターをおすすめします。
どちらもそれなりにキッチンスペースを取りますが、普段使いの中にこだわりを取り入れたい方にはぜひチェックしていただきたい商品です。
ツインバードのおすすめ家電「気になる品質は?」
全自動コーヒーメーカーの品質
ツインバード
全自動コーヒーメーカー臼式 3杯用 CM-D457B
参考価格 38,500円(税込)
ツインバードの全自動コーヒーメーカーは2018年に発売されるや否や品切れになる程の人気商品で、コーヒー界のレジェンドとも言えるカフェ・バッハ田口護さんが監修した事でも話題となりました。
豆の挽き具合は、粗挽き・中挽き・細挽きの3段階で調整可能な臼式ミルを採用しています。
臼式ミルは豆を均一に挽くことができるので、抽出時に雑味が出にくく、コーヒー本来の豊かな風味と深みを引き出します。
ゆっくりと豆を挽くことで摩擦熱が抑えられるので、豆の香りを損なうことなく、挽きたてのフレッシュな香りが広がります。
さらに、ツインバードのコーヒーメーカーは、お湯の温度を83℃と90℃の2つから選べます。
83℃・・・酸味と香りが際立ち、フルーティなコーヒーが楽しめる温度です。
90℃・・・豆のコクと苦味が引き出され、深い味わいのあるコーヒーが楽しめます。
また6方向から丁寧にドリップされるので、豆の香りをしっかりと包み込み、蒸らしの段階でさらに香りが引き立ちます。
豆の挽き具合や温度により、自分好みの一杯を追求できるのも人気の理由です。
また、デザインもアナログ感があり雰囲気にもこだわりたい方はツインバードの全自動コーヒーメーカーをおすすめします。
コーヒー好きの方にはぜひチェックしていただきたい一台です。
商品名 | 全自動コーヒーメーカー |
型番 | CM-D457B |
参考価格 | 38,500円(税込) |
最大容量 | 450ml( 3カップ ) |
サイズ | 横幅 16.0cm 奥行 33.5cm 高さ 36.0cm |
重さ | 4.1kg |
総合評価 | 5.0 |
掃除機の品質
オーブンレンジ
コード式サイクロン スティック型クリーナー TC-E123SBK
参考価格:3,980円(税込)
ツインバードの掃除機といえば、累計120万台以上を売り上げているコード式スティック掃除機が人気です。
人気の理由の一つに、その手頃な価格にあります。
最近は物価上昇で家電製品の価格も上がりつつありますが、ツインバードのスティック掃除機は5,000円前後で購入でき、コストパフォーマンスに優れています
主な特徴は、以下の通りです。
- サイクロン式で、フィルターの目詰まりが起きにくく、吸引力が長持ちする。
- ハンディタイプに切り替えられるので、階段や車内の掃除も手軽に行える。
- 重心が下にあるので安定しやすく、広い空間の掃除も快適。
ツインバードはコードレス掃除機も展開していますが、価格重視で選ぶなら、このコード式スティック掃除機がおすすめです。
商品名 | スティック型クリーナー |
型番 | TC-E123SBK |
参考価格 | 3,980円(税込) |
集じん方式 | サイクロン式 |
サイズ | 横幅 25.5cm 奥行 15.5cm 高さ 102.0cm |
重さ | 1.7kg |
コードの長さ | 4.5m |
総合評価 | 4.0 |
トースターの品質
ツインバードでは一般的なオーブントースターやポップアップ式のトースターが販売されています。
中でも、世界一のパン職人でもある浅井一浩さんと共同開発された『匠ブランジェトースターTS-D486B』は、パンの焼き加減を自動で調節してくれます。
そのため、パン屋さんで買ってきたパンは焼きたて状態に、そして、冷凍のパンも理想の焼き上がりを実現します。
一般的なオーブントースターの場合は少しずつ庫内が温められ、ちょっと目を離すと焦げ付いてしまいますが、匠ブランジェトースターは立ち上がりが早く、まずは表面をサクサクに焼きます。
そして中をフワフワ状態にするため、温度を下げて中までしっかりと温めます。
例えば、従来のオーブントースターは、冷凍庫したパンだと一度レンジで温めてからトーストしないと、中が冷たいままの場合もありましたが、匠ブランジェトースター自動で温度調節してくれるので外はサクサク、中はしっかり温められ、焼きたてパンに近付けます。
また、このトースターには4つのパンモードが搭載されています。
- カレーパンモード・・・表面を焦がさず中まで温めます。
- トーストモード・・・表面に焼き目を付けて内部の水分を閉じ込め、中をフワフワにします。
- クロワッサンモード・・・表面はサクサク、中はもっちり食感に仕上げます。
- フランスパンモード・・・高温で表面をこんがり焼き上げ、中はもっちり食感に仕上げます。
ただし、こんな理想的な焼き上がりを実現できる匠ブランジェトースターですが、難点を一つ挙げると食パンは一度に2枚までしかトーストできません。
そのため、一度に4枚焼きたいご家庭には不向きかもしれません。
この点がクリアできれば、パナソニックのビストロトースターやバルミューダのトースターよりも美味しく焼き上げられます。
※筆者個人の感想。
商品名 | 匠ブランジェトースター |
型番 | TS-D486B |
参考価格 | 25,800円(税込) |
サイズ | 横幅 25.0cm 奥行 37.1cm 高さ 25.3cm |
重さ | 4.2kg |
総合評価 | 5.0 |
オーブンレンジの品質
ツインバードの一般的な電子レンジからオーブンレンジまで種類が豊富です。
ツインバードのレンジは以下の種類があります。
- 電子レンジ
- センサー付き電子レンジ
- オーブンレンジ
- センサー付きオーブンレンジ
- スチームオーブンレンジ
またレンジのほとんどはフラットテーブル式なのでお手入れがしやすい点もおすすめです。
※単機能電子レンジはターンテーブル式もあります。
中でも、センサー付きレンジは自動的に食材の温度を検知して適温にあたためます。
※ラップのかけ方や食器によっては検知できない場合もあるので説明書をよく読み使用しましょう。
また、シンプルな操作パネルなので、直感的に使えるのもおすすめポイントです。
また、スチームオーブンレンジは温めだけではなく、蒸し料理や低温調理など料理の幅も広がります。
また、パナソニックやシャープなど国内メーカーのオーブンレンジも優秀ですがツインバードのレンジはと比べても手頃な価格で購入でき、コストパフォーマンスに優れた一台です。
商品名 | センサー付フラットオーブンレンジ |
型番 | DR-E216B |
参考価格 | 19,620円(税込) |
サイズ | 横幅 45.5cm 奥行 33.8cm 高さ 28.2cm |
重さ | 12.6kg |
総合評価 | 4.0 |
冷蔵庫の品質
ツインバードの冷蔵庫は、一人暮らしに最適な2ドアや3ドア冷蔵庫をはじめ、使いやすさにこだわった『背伸びせずに使える冷蔵庫』など、コンパクトなモデルから大容量のモデルまで、ライフスタイルに合わせた冷蔵庫を取り揃えています。
特に『背伸びせずに使える冷蔵庫』は、高さ164.8cmと低めの設計なので、今まで届きにくかった冷蔵庫上部にも手が届きやすくなっています。
また、奥行きも63.0cmに設計されているので、奥にしまった食品もスムーズに取り出せる工夫が施されています。
さらに、開閉方式は、省スペースで使える観音開きのフレンチタイプです。
フレンチドアは扉が左右に分かれて開くので、開閉時に必要なスペースが少なく済みます。
そのため、キッチンが狭い場合や冷蔵庫周辺に障害物がある場合でも、使いやすい設計になっています。
他にも扉を片側ずつ開けられるので、冷気を逃すことなく開閉できます。
そのため、省エネ効果も期待できて庫内の温度を安定させられます。
冷蔵庫は毎日使うものだからこそ、使いやすさにこだわり抜かれた一台です。
商品名 | 背伸びせず使える冷蔵庫 |
型番 | HR-E935W |
参考価格 | 134,545円(税込) |
容量 | 354 L 冷蔵室:191L 冷凍室:103L 野菜室:60L |
サイズ | 横幅 68.5cm 奥行 63.0cm 高さ 164.8cm |
重さ | 80.5kg |
総合評価 | 4.0 |
ツインバードの評判「家電が壊れやすいという口コミは本当なのか?」まとめ
今回はツインバードの評判をアンケートを活用して記事をまとめてみました。
少し前までは、『安いだけのメーカー』という印象が強かったツインバードですが、全自動コーヒーメーカーが発売された2018年以降は、手頃な価格はそのままで機能のこだわりが随所に見られるようになりました。
そして、品質や耐久性に関しても高評価で、壊れやすいということはありません。
また、最近の物価上昇により家電製品も値上がりしていますが、ツインバードは手頃な価格でコストパフォーマンスに優れた商品を扱っています。
特に『匠プレミアムシリーズ』は、従来の家電製品にはなかった発想で、全自動コーヒーメーカーに関しては品切れ状態になるほどヒットしました。
ツインバードは定番商品から匠プレミアムのようにこだわりが見られる商品まで、数多くの家電製品を扱っています。
2022年10月には『株式会社ツインバード』に社名変更されツインバードの印象も変わりつつあります。
※『ツインバード工業株式会社』から『株式会社ツインバード』に社名変更されました。
今後の動向に目が離せません。
この機会にぜひ、ツインバードの家電製品をチェックしてみてください。