1台3役(ファンヒーター・扇風機・空気清浄機)の空調家電のダイソン ホットアンドクール。
2014年の発売以降、使いやすさはもちろん、場所を取らないスリム設計で多くのユーザーに親しまれています。
しかし、口コミの評判を見ると「扇風機や空気清浄機は良いけどファンヒーターは暖まらない、真冬だと物足りない」などの評価も見られます。
そこで本記事ではダイソンのホットアンドクールの暖房効果を実際に本機を使用している方々にアンケートを取り調査してみました。
ダイソンのホットアンドクールを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
ダイソンのホットアンドクールは暖かくない?真冬でも暖房効果はあるのか?
今回はダイソンのホットアンドクールを使用している85人にアンケートを取ってみました。
ダイソン ホットアンドクールの満足度調査
項目 | 人数 |
---|---|
満足 | 14人 |
やや満足 | 37人 |
普通 | 18人 |
やや不満 | 13人 |
不満 | 3人 |
不具合や故障はありましたか?
項目 | 人数 |
---|---|
ない | 81人 |
あり | 4人 |
アンケート詳細
調査方法:Webアンケート(クラウドワークス)
実施期間:2023年10月〜11月 複数回
対象者:ダイソンのホットアンドクールを利用している85人
以下、アンケートの回答を一部抜粋しています。
Dyson(ダイソン)Hot + Cool™【メリット・デメリット】
購入機種:HP03 IS(やや満足 4.0)
不具合や故障:なし
メリット
扇風機と違い羽がなく子供が居ても安全です。また、すぐに送風・温風が出るので使いやすいです。
デメリット
真冬の電気代が高く、1ヶ月の電気代が約1万円高くなりました。
購入機種:HP03 IS(やや満足 4.0)
不具合や故障:なし
メリット
見た目がシンプル
羽がないので掃除しやすい
オールシーズン使えて片付ける必要がないので収納に困らない
デメリット
羽がなく掃除しやすいですが、下の部分の掃除がしずらい(穴の箇所)
リモコンが薄く小さいので行方不明になることがある
購入機種:AM09(やや満足 4.0)
不具合や故障:なし
メリット
冬場はファンヒーターとして、夏場は扇風機として一年中活躍できる。
面倒なカバーや羽根がなくお手入れが簡単。
デメリット
本体が高い。
ホコリがたまりやすく、まめに掃除が必要。
冬場の電気代が高くなる。
購入機種:AM09(やや満足 4.0)
不具合や故障:なし
メリット
冬場はファンヒーターとして、夏場は扇風機として一年中活躍できる。
面倒なカバーや羽根がなくお手入れが簡単。
デメリット
本体が高い。
ホコリがたまりやすく、まめに掃除が必要。
冬場の電気代が高くなる。
購入機種:AM04 EVO(やや満足 4.0)
不具合や故障:なし
メリット
わりとすぐに暖まる。
羽根がないので、首振りをしても音が静か。
ホットとクールで使い分けられるので、出しっぱなしにできる。
デメリット
ホットのときは本体の内側が多少熱くなります。子供が触らないか少しヒヤヒヤします。
近くにいると暖かいのですか、部屋全体だと時間がかかります。
また、部屋が乾燥します。
購入機種:AM04 EVO(普通 3.0)
不具合や故障:なし
メリット
小さい子供がいるので羽がないのは安心です。
扇風機よりスタイリッシュでリビングに置いてもおしゃれな点が気に入っています。
デメリット
扇風機の音が少し大きい。
リビングが広めなので暖房は時間がかかる。
冬場は目の前に座って使っています。
肌の乾燥が気になる。
購入機種:HP07 WS(普通 3.0)
不具合や故障:なし
メリット
見た目がスタイリッシュでカッコいい。
付けているのを忘れるくらい音が静か。
1台3役で一年を通して使える。
デメリット
交換フィルターが高い。
扇風機と比べて風力が劣る。
暖房はあまり暖かくない割に電気代がかかる。
購入機種:AM09WN(普通 3.0)
不具合や故障:なし
メリット
見た目がスッキリしている。
景観を損ねないデザイン。
場所を取らないデザイン。
デメリット
クールは活躍しますが、ホットはあまり暖かくない。
2時間ほどでようやく寒さが和らぎます。
ダイソン ホットアンドクールのメリット
ダイソン ホットアンドクールのメリットは以下の通りです。
※アンケートから抜粋しています。
シンプルなデザイン
ダイソンのホットアンドクールはどこに置いても様になるようにスタイリッシュかつシンプルなデザインになっています。
お洒落な空調家電をお探しの方にはピッタリです。
羽がなく掃除しやすい
本体には扇風機のように羽がないので、表面を拭き取るだけでお手入れ完了です。
扇風機のようにホコリの付いた羽をお手入れする必要はありません。
1台3役なので場所を取らない
ダイソンのホットアンドクールは1台で扇風機・ファンヒーター・空気清浄機の機能が搭載されています。
そのため、場所を取らずオールシーズン使えます。
羽がないので安全
小さなお子さんがいるご家庭では、扇風機の羽でケガをしてしまう恐れがあります。
メッシュカバーを扇風機に取り付けることで事故は未然に防げますが、涼風威力は半減します。
その点、ダイソンのホットアンドクールは威力を落とすことなく安全に使えます。
スマートフォンで遠隔操作できる
付属のリモコン操作だけでなく専用アプリを使いスマートフォンでも操作可能です。
スマホ操作は自宅だけではなく外出先からも操作可能です。
では続いてデメリットも見てみましょう。
ダイソン ホットアンドクールのデメリット
電気代が高い
ダイソンのホットアンドクール(HP07 WS)は涼風モードと温風モードとあります。
各モードの電気代は以下の通りです。
涼風モード | 温風モード |
---|---|
消費電力 6W〜40W | 消費電力 1,400W |
1時間あたりの電気代 0.1円〜1.24円 | 1時間の電気代 43.4円 |
このように温風モードは涼風モードと比べてかなり電気代が高くなります。
例えば、1日5時間使用したとすると1日あたりの電気代は217円。1ヶ月(30日)で6,510円にもなります。
もちろん、日中は仕事で留守にしている、昼間は暖かいので電源を切るなどすれば電気代を抑えられますが、温風モードはファンヒーター並みに消費電力が高いので電気代に注意しましょう。
交換フィルターが高額
ホットアンドクールの交換フィルターは定価7,700円(税込)と高額です。
互換品であれば2,000円ほどで購入可能なのでダイソンのホットアンドクールを購入する際はフィルター交換の費用を視野に入れた上で購入を検討しましょう。
ちなみにフィルターは1日12時間使用したとして12ヶ月が交換目安です。
部屋全体を暖めるには時間がかかる
ダイソン ホットアンドクール(HP07 WS)の適用畳数はコンクリート住宅で10畳、木造住宅で6畳までとなります。
周辺を温めるには速暖性がありますが、部屋全体ともなれば少し時間が掛かります。
※エアコン同様に換気が必要です。
本体が熱くなるのでヤケドが心配
温風モードは本体内側が熱くなります。
小さなお子さんが居るご家庭ではヤケドの心配があります。
ベビーサークルを利用するなどヤケドに気を付けましょう。
温風が出るので冬場は乾燥する
温風モードはファンヒーター同様に温風でお部屋を温めます。
そのため温風により空気が乾燥します。
特に冬場は温風で喉の痛みや肌荒れの心配もあるので加湿器と併用しながら使用しましょう。
エアコンで代用できる
アンケートではエアコンでも代用できるという回答も見られました。
確かにエアコンの暖房でもお部屋を温められます。
しかし、すぐに温まりたい、周辺だけでも温めたい場合はエアコンだと役不足です。
ダイソンのホットアンドクールは暖かくない?まとめ
今回はダイソンのホットアンドクールの暖房効果について調査してみました。
ダイソンのホットアンドクールは1台3役で場所を取らず、一年を通して使用できる空調家電です。
一方で電気代が高い・広範囲は暖まらない・空気が乾燥するなどのデメリットも見られます。
消費電力は涼風モードで6W~40W、温風モードで1,400Wと温風の消費電力は高めです。
そのため、電気代が嵩む冬場は電気代が気になります。
また適用畳数はコンクリート住宅:10畳まで、木造住宅:6畳までとなっています。
そのため、広範囲を暖めるのには不向きといえます。
そして、冬場は空気の乾燥による肌荒れや喉の痛みも気になります。
とはいえ、ダイソンのホットアンドクールは2014年の発売以降、1台3役の高い機能性と場所を取らないスリム設計で人気の高い空調家電です。
ダイソンのホットアンドクールは以下のような方におすすめです。
- 場所を取らない家電製品が欲しい
- エアコン代わりに使いたい
- 周辺だけでもすぐに温まりたい
冬場の暖房機器は温風を出す出さないで好みは分かれますが、1台3役でスタイリッシュな家電をお探しの方には最適な一台です。
この機会にぜひダイソンのホットアンドクールをチェックしてみてください。
項目 | 詳細 |
---|---|
メーカー | Dyson(ダイソン) |
商品名 | Purifier Hot + Cool™ |
型番 | HP07 WS |
主な特徴 | 空気清浄 ファンヒーター 扇風機 お手入れ不要 リモコン スマホアプリ |
サイズ | 高さ76.4cm 奥行24.8cm 横幅24.8cm |
質量 | 5.69kg |
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