セカンド冷凍庫のデメリット 購入前の確認ポイント！

コロナ禍で需要が伸びたセカンド冷凍庫。

食材の買い溜めや冷凍食品の保存、作り置きなど、今ではセカンド冷凍庫は定着しつつあります。

2020年から2022年にかけては、従来の1.5倍もの販売実績を記録しています。

出典元：セカンド冷凍庫の販売実績 日経クロストレンドより

現在は新型コロナウイルスの猛威も落ち着きつつありますが、各メーカーから新型モデルが発売されていることから一定の需要があることが伺えます。

しかし、セカンド冷凍庫を購入したものの「あまり使わなかった、不要になった」ということがないように、セカンド冷凍庫のデメリットをいくつか例に挙げてみます。

セカンド冷凍庫のデメリット 購入前の確認ポイント

セカンド冷凍庫のデメリットと思われる点は以下の5つです。

生活状況の変化で不要になる可能性がある

セカンド冷凍庫は場合によっては不要になることが考えられます。

例えば、

• 引っ越し先で設置スペースがない。
• 必要な分だけ買い物をするようになり、既存の冷蔵庫で事足りる。
• 大きな冷蔵庫を購入したので不要になった。など

このように、生活状況の変化でセカンド冷凍庫が不要になることも考えられます。

上記のことを考慮すると、最近は冷蔵と冷凍が切り替えられる機種も発売されています。

おすすめ機種

シャープ
冷凍庫 つけかえどっちもドア FJ-HF13H-W
参考価格：42,610円(税込)

こちらは、冷凍と冷蔵の切り替えられるシャープの冷凍庫FJ-HF13Hです。

冷凍保存が増える夏場は冷凍モード、反対に冬場は冷蔵モードというように使用頻度に合わせて設定を切り替えられます。

また、シャープのFJ-HF13Hは、設置場所に合わせて左右どちらにも扉の付け替えが可能です。

他にも冷凍庫上部は100℃までの耐熱仕様になるので、電子レンジやオーブンレンジを設置できます。

さらにシャープの独自技術「プラズマクラスター」が採用されているので、庫内の除菌にも一定の効果を発揮します。

項目	詳細
メーカー	シャープ
型番	FJ-HF13H-W
参考価格	42,610円(税込)
冷却方式	ファン式
容量	126L
サイズ	横幅 49.5cm 奥行 59.8cm 高さ 115.0cm
年間消費電力	338kWh/年
年間電気代	10,478円
総合評価	5.0

電気代が余分にかかる

セカンド冷凍庫は既存の冷蔵庫に加えて電気代が余分にかかります。

おすすめ機種

山善 YAMAZEN
セカンド冷凍庫 122L ファン式 YF-FU120
参考価格：37,800円(税込)

こちらは格安家電で人気の山善のファン式冷凍庫YF-FU120です。

こちらの機種もシャープ同様に冷凍・冷蔵に切り替え可能で、リーズナブルな価格設定が魅力です。

項目	詳細
メーカー	山善
型番	YF-FU120
参考価格	37,800円(税込)
冷却方式	ファン式
容量	122L
サイズ	横幅 47.5cm 奥行 56.5cm 高さ 115.5cm
年間消費電力	328kWh/年
年間電気代	10,168円
総合評価	5.0

スペースを確保する必要がある

セカンド冷凍庫は冷蔵庫とは別に設置します。

そのため、設置スペースを確保する必要があります。

一般的には既存の冷蔵庫の横に設置することで、一度に食材を取り出せますが、もし設置スペースが無い場合は別の場所に設置することになります。

最近は空いたスペースに設置できるスリムタイプの冷凍庫も販売されています。

食材ごとに仕分けできるので、食材の取り出しも簡単です。

おすすめ機種

アイリスオーヤマ
スリム冷凍庫 120L 横幅：約35.6cm IUSN-S12A-W
参考価格：59,980円(税込)

こちらはアイリスオーヤマの横幅35.6cmのスリム冷凍庫です。

限られたスペースでも設置しやすく、キッチンスペースだけではなく、リビングにも設置できます。

項目	詳細
メーカー	アイリスオーヤマ
型番	IUSN-S12A-W
参考価格	59,980円(税込)
冷却方式	ファン式
容量	120L
サイズ	横幅 35.6cm 奥行 55.5cm 高さ 136.5cm
年間消費電力	362kWh/年
年間電気代	11,222円
総合評価	4.0

冷却方式によってお手入れが必要

冷凍庫は冷却方式によっては、霜取りのお手入れが必要です。

例えば、直冷式冷凍庫は霜が付く可能性があります。そのため、1cmほど霜が付いたときは霜を溶かします。

一方でファン式冷凍庫は、自動で霜を取り除いてくれるのでお手入れ不要です。

一般的に前開きで100L以上の冷凍庫はファン式、小型や上開きは直冷式が多いです

購入費用が必要

当然のことですが、セカンド冷凍庫を購入するにあたり、冷凍庫の購入費用がかかります。

最近は物価高騰により、冷凍庫の価格も上昇傾向にあります。

セール状況によっても異なりますが、ハイアールやアイリスオーヤマ、山善などは比較的リーズナブルな価格に設定されています。

中古品という選択肢もありますが、中古品は保証期間が短い（無い）場合があります。

また、各メーカーは部品の保存期間を設けています。

そのため「中古品を購入したものの修理できない」ということも考えられます。

セカンド冷凍庫のデメリット 購入前の確認ポイント！まとめ

今回はセカンド冷凍庫のデメリットと思われる点をいくつか例に挙げてみました。

セカンド冷凍庫はコロナ禍の巣ごもりで需要が伸びました。

その後もセカンド冷凍庫は定着しつつあり、各メーカーから保存しやすいモデルが次々と発売されています。

＞［タイプ別］冷凍庫選びのポイントを見る