2024年に最新モデルが発売されたハイアールの洗濯機。
スタイリッシュなデザインかつ、シンプルな機能で注目を集めています。
しかし海外メーカーといえば不具合や故障があり“あまり良くないという印象”があります。
そこで今回は『買ってはいけない洗濯機』と題してハイアールの洗濯機を使用している人にアンケートを取り洗濯機の満足度を調査してみました。
ハイアールの洗濯機をご検討中の人はぜひ参考にしてみてください。
保有資格
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買ってはいけない洗濯機 ハイアールはどうなのか?
では、はじめにハイアールの洗濯機を使用したことがある114人のアンケート結果を見てみましょう。
ハイアールの洗濯機の満足度調査
満足度 | 票数 |
---|---|
満足 | 65人 |
やや満足 | 28人 |
普通 | 10人 |
やや不満 | 8人 |
不満 | 3人 |
ハイアールの洗濯機を選んだ理由
選択理由 | 票数 |
---|---|
価格 | 45人 |
デザイン | 28人 |
機能性 | 15人 |
操作性 | 11人 |
種類が豊富 | 10人 |
耐久性 | 5人 |
アンケート詳細
調査方法:Webアンケート(クラウドワークス)
実施期間:2024年8月〜10月
対象者:ハイアールの洗濯機を使用したことがある114人
アンケート調査では不満と回答した人は全体の1割程度で多くの人はコストパフォーマンスの良さから満足と答えています。
ではハイアールの洗濯機が選ばれる理由を見てみましょう。
手頃な価格設定
ハイアールは手頃な価格設定になっているので、アンケートの回答でも価格の安さで選ばれている方が多いです。
そのため、予算を抑えて購入したい方にはハイアールは最適です。
また、新商品が発売されると前年モデルも安くなるので在庫が残っていれば前年モデルもおすすめです。
以下、2024年モデルと2023年モデルの価格です。
シンプルな機能
ハイアールの洗濯機は洗い・すすぎ・脱水など必要な機能に絞られています。
2024年モデルは液体洗剤や柔軟剤の自動投入機能が追加されました。
さらに、洗濯槽の底に設置されている回転式の羽根(パルセーター)には黒カビやニオイなどを抑制するスクラビングボールが入っています。
洗濯をしながら洗濯槽の洗浄や除菌もおこなえ、清潔な状態を保てます。
ちなみに、ハイアールから発売されているドラム式洗濯機もシンプルな機能かつ、価格を抑えた洗濯機なのでドラム式が気になる方は一緒にチェックしてみてください。
項目 | 詳細 |
---|---|
型番 | JW-TD90SA |
容量 | 9.0kg |
参考価格 | 89,901円(税込) |
お湯洗い機能 | |
洗剤・柔軟剤 自動投入 | |
乾燥機能 | |
サイズ | 横幅59.5cm 奥行64.0cm 高さ86.0cm |
総合評価 | 4.0 |
スタイリッシュなデザイン性
ハイアールの洗濯機は白を基調としたスタイリッシュなデザインになっています。
またコンパクトで設置場所を選ばないのでどんなスペースにも置けます。
簡単操作
ハイアールの洗濯機は操作パネルが見やすく操作も簡単です。
機械操作が苦手な人も迷わず操作できるところが人気です。
幅広いラインナップ
ハイアールの洗濯機は1人暮らし〜ファミリーまで対応できる幅広い洗濯機を取り揃えています。
機種によっては洗剤・柔軟剤自動投入や省エネ、静音性のあるインバーター式の洗濯機も販売しています。
生活環境によって機種が選べるのは嬉しいですね。
耐久性
海外メーカーといえば不具合や故障が多い印象ですが、ハイアールは耐久性が高く壊れにくいメーカーとして人気です。
このようにハイアールの洗濯機は必要な機能に絞り生活環境によってサイズが選べます。
ですので、海外メーカーだからといってハイアールを避ける必要はありません。
では続いてハイアールの洗濯機が不向きと思われる人の例を見てみましょう。
ハイアールの洗濯機 どんな人が不向き?
多機能を求める人
ハイアールの洗濯機は洗い・すすぎ・脱水の基本性能や洗剤・柔軟剤の自動投入機能、静音性や省エネ効果のあるインバーター式など必要な機能に絞られています。
そのため、スマートフォンと連動して操作を行ったり(スマホ連動)、センサーで汚れや衣類の布質をチェックする機能(AI洗濯)は備わっていません。
ハイアールの洗濯機はシンプルな機能になっているので、多機能を求める人には不向きです。
乾燥機能を重視する人
ハイアールの洗濯機は縦型・ドラム式共に乾燥機能は付いていません。
そのため乾燥機能を重視する人には不向きです。
ハイアールの洗濯機は乾燥機能が備わっていないのでその分手頃な価格設定になっています。
大容量洗濯機を求める人
ハイアールの洗濯機は種類が豊富ですが、一番大きなサイズでも最大10kgまでの容量です。
※2024年現在、14.0kgの大容量洗濯機も取り扱いがあります。
そのため10kg以上の大容量洗濯機をお探しの人には不向きです。
ハイアールの新ブランドAQUAであれば最大14kgまでの大容量洗濯機の取り扱いがあります。
このようにハイアールの洗濯機は機能や容量を重視する人にとっては物足りなくなく不向きといえます。
縦型洗濯機に関しては機能面で大きな差はありませんが、ドラム式洗濯機は国内メーカーと比べて違いがあります。
例えばパナソニックのドラム式洗濯機と比較してみましょう。
項目 | ハイアール | パナソニック |
---|---|---|
型番 | JW-TD90SA | NA-LX113DL |
容量 | 洗濯9.0kg | 洗濯11kg 乾燥6kg |
参考価格 | 89,901円(税込) | 261,000円(税込) |
お湯洗い機能 | ||
洗剤・柔軟剤 自動投入 | ||
乾燥機能 | ||
サイズ | 横幅59.5cm 奥行64.0cm 高さ86.0cm | 横幅63.9kg 奥行72.2cm 高さ106.0cm |
総合評価 | 4.0 | 5.0 |
パナソニックのドラム式洗濯機と比べてもハイアールには、乾燥機能やスマホ連動機能がありません。
スマホ連動はそこまで重視しないかもしれませんが、乾燥機能が付いていないドラム式洗濯機は使いづらいのでは?と考える人も多いのではないでしょうか。
では、どうしてハイアールのドラム式洗濯機に乾燥機能が付いていないのか、その理由を見てみましょう。
ハイアールのドラム式洗濯機に乾燥機能がない理由
洗濯物を傷めないため
ドラム式洗濯機の乾燥機能は短時間で洗濯物が乾くのでとても便利です。
その反面、乾燥機能を使用することで衣類を傷めてしまうというデメリットがあります。
その点を考慮してハイアールのドラム式洗濯機は乾燥機能が付いていません。
本体価格を下げるため
乾燥機能が付くとどうしても価格が高くなってしまいます。
上記で紹介したパナソニックのドラム式洗濯機と比較しても大きく変わります。
消費電力が高くなるため
乾燥機能はその分の電気代がかります。
例えば、パナソニックのドラム式洗濯機(NA-LX113DL)を使用した場合の電気代を見てみます。
項目 | パナソニック |
---|---|
型番 | NA-LX113DL |
容量 | 洗濯11kg 乾燥6kg |
参考価格 | 261,000円(税込) |
定格洗濯乾燥時 (標準乾燥モード) | 消費電力 960Wh |
定格洗濯乾燥時 (標準乾燥モード) | 乾燥時間 119分 |
1回あたりの電気代 | 約59.2円 |
1回あたりの電気代はそれほど高いように感じませんが、1か月使用した場合は約1,773円になります。
もちろん、乾燥機能は毎日使用するものではありませんし、コインランドリーを使用することを考えたら安いです。
消費電力(W)×1時間×31円÷1000
※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価31円/kWhを参考に計算。
※50Hz/60Hzの表記がある場合
東日本にお住まいの方は50Hz/西日本にお住まいの方は60Hz を見ましょう。
ドラム式洗濯機の乾燥機能はメリット・デメリットがあるので、その点を考えたうえで選びましょう。
買ってはいけない洗濯機 ハイアールはどうなのか?まとめ
今回は買ってはいけない洗濯機と題して、ハイアールの洗濯機を使用している人にアンケートを取り調査してみました。
ハイアールの洗濯機は満足度が高く、以下の理由で選ばれています。
- 手頃な価格設定
- スタイリッシュなデザイン性
- シンプルな機能
- 簡単操作
- 幅広いラインナップ
- 耐久性
ハイアールは1984年の設立以降、世界中で愛され現在は160ヵ国で事業展開を行なっています。
また10年連続で家電ブランド1位を獲得しています。
※ ユーロモニターインターナショナル市場シェアランキング(世界80ヵ国で市場調査)
この機会にぜひハイアールの洗濯機をチェックしてみてください。