2020年6月に大ヒットしたマキタの充電式保冷温庫。
当時はあまりの人気ぶりに品切れ、入荷待ち状態が続き、一時は転売で2倍近くまで価格が跳ね上がることもありました。
そして品薄状態から「マキタの保冷温庫は生産中止されたのでは?」と噂になるほどでした。
翌2021年以降はラインナップも増え、各通販サイトでも通常価格で購入できるようになりました。
そこで本記事ではマキタの保冷温庫2023年新型モデルCW004GZの特徴をまとめています。
従来モデルとの違いもまとめていますのでぜひ参考にしてみてください。
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マキタの保冷温庫2023年新型モデルCW004GZの特徴
2023年4月に発売されたCW004GZは従来モデルよりも改良され使いやすさが向上しました。
従来モデルとの違いは以下の通りです。
発売日 | 2020年6月 | 2021年6月 | 2022年5月 | 2022年5月 | 2023年4月 |
---|---|---|---|---|---|
型番 | CW180DZ | CW001GZ | CW002GZ | CW003GZ | CW004GZ |
容量 | 20L | 20L | 50L | 7L | 29L |
参考価格 | 58,000円(税込) | 54,872円(税込) | 95,818円(税込) | 53,900円(税込) | 70,400円(税込) |
サイズ | 横幅62.3cm 奥行34.1cm 高さ37.2cm | 横幅66.3cm 奥行34.1cm 高さ37.2cm | 横幅86.7cm 奥行46.5cm 高さ47.6cm | 横幅45.6cm 奥行24.5cm 高さ30.8cm | 横幅67.6cm 奥行34.5cm 高さ47.1cm |
質量 | 14.3kg | 16.1kg | 27.0kg | 8.8kg | 20.0kg |
充電使用時間 | 保冷時間 約17時間30分 保温時間 約4時間30分 | 保冷時間 約44時間30分 保温時間 約13時間30分 | 保冷時間 約24時間30分 保温時間 約6時間 | 保冷時間 約27時間 保温時間 約11時間30分 | 保冷時間 約48時間 保温時間 約18時間30分 |
ペットボトル 収納本数 | 500mL 約20本 2L 約4本 | 500mL 約20本 2L 約4本 | 500mL 約50本 2L 約15本 | 500mL 約6本 | 500mL 約30本 2L 約6本 |
それではCW004GZのおすすめポイントをまとめてみます。
収納のしやすさアップ
マキタの保冷温庫の初期モデルCW180DZでは2Lのペットボトルは縦置き出来ませんでしたが、2023年モデルは縦置き可能で2Lのペットボトルは6本(500mL 約30本)収納できます。
※ 初期モデルCW180DZは2Lペットボトル4本。
2023年4月 | 2020年6月 |
---|---|
CW004GZ | CW180DZ |
容量 29L | 容量 20L |
参考価格 70,400円(税込) | 参考価格 58,000円(税込) |
ペットボトル 収納本数 500mL 約30本 2L 約6本 | ペットボトル 収納本数 500mL 約20本 2L 約4本 |
他にもインナートレイや庫内カゴなど収納のしやすさが向上しました。
左右開閉できるドア
2023年新型モデルCW004GZは左右どちらからでも開閉可能になりました。
またドアは取り外し可能なので食材の取り出しやお手入れも楽になりました。
ちょうどいいサイズ感
2023年新型モデルCW004GZは容量29Lの大き過ぎず小さ過ぎないちょうどいいサイズ感です。
※従来モデルは7L、20L、50L。
また、CW004GZは高さがあるので運搬しやすくキャリーハンドルも固定できます。
冷凍・冷蔵を仕切れる
CW004GZは2部屋モード切替可能です。
仕切り板を使用することで冷蔵・冷凍保存できます。
片方は飲み物や食材などの冷蔵保存、もう片方は氷やアイスクリームの冷凍保存というように用途に合わせて温度調節が可能です。
長時間使用可能
CW004GZで特におすすめなのは従来モデルと比べて使用時間が伸びました。
従来モデルとの使用時間の違いは以下の通りです。
発売日 | 2020年6月 | 2021年6月 | 2022年5月 | 2022年5月 | 2023年4月 |
---|---|---|---|---|---|
型番 | CW180DZ | CW001GZ | CW002GZ | CW003GZ | CW004GZ |
容量 | 20L | 20L | 50L | 7L | 29L |
参考価格 | 58,000円(税込) | 54,872円(税込) | 95,818円(税込) | 53,900円(税込) | 70,400円(税込) |
充電使用時間 | 保冷時間 約17時間30分 保温時間 約4時間30分 | 保冷時間 約44時間30分 保温時間 約13時間30分 | 保冷時間 約24時間30分 保温時間 約6時間 | 保冷時間 約27時間 保温時間 約11時間30分 | 保冷時間 約48時間 保温時間 約18時間30分 |
※公式サイト参照
このように2023年新型モデルのCW004GZは従来よりもパワーアップして登場しました。
デザインを始め細部に渡るまでしっかりとした作りで工具メーカーらしい頑丈な作りになっています。
では続いてマキタの保冷温庫、共通のおすすめポイントをまとめてみます。
マキタ保冷温庫のおすすめポイント
マキタ保冷温厚庫のおすすめポイントは以下の通りです。
※各モデルに共通しているおすすめポイントです。
工具メーカーならではの頑丈さ
マキタの保冷温庫は工具メーカーならではの頑丈さと細部に渡るまで使いやすい工夫が施されています。
ハイコーキの保冷温庫も頑丈でおすすめですが、マキタらしいデザインが好きな人にはたまらない一台です。
シーンに合わせて選べるサイズ
マキタの保冷温庫は小型の7Lサイズから大型の50Lまで幅広いサイズの取り扱いがあります。
自宅やアウトドア、仕事現場などシーンに合わせて選べます。
ちなみに大型モデルのCW002GZは本体の重さが27kgあります。
そのため2Lのペットボトルを15本収納するとかなりの重さになります。
バッテリー込みだと60kgほどになってしまうので、ペットボトルを収納するときは現場についてから収納するのをおすすめします。
急な雨でも対応できる防水機能
マキタの保冷温庫は全モデルIPX4の防水仕様です。
急な雨でも故障の心配はありません。
ただし故意に水没させると不具合や故障の原因になるので気を付けましょう。
以上、ここまではマキタの保冷温庫のおすすめポイント(メリット)をまとめてみました。
しかし、そんなマキタの保冷温庫にもデメリットはあります。
ではマキタ保冷温庫のデメリットを見てみましょう。
マキタ保冷温庫のデメリット
マキタの保冷温庫のデメリットと言える点は以下の通りです。
本体とバッテリーを購入すると高額になる
マキタの保冷温庫は本体とバッテリーを購入すると高額になります。
例えば2023年の新型モデルCW004GZを例に挙げると価格は次のようになります。
コンセントやシガーソケットから電力供給する場合はバッテリーに拘らなくても大丈夫ですが、主にバッテリーを使用する場合は専用バッテリーが必要です。
バッテリーの種類によって使用時間が変わるので、用途や予算に合わせてバッテリーを選びましょう。
食材を入れると重い
マキタの保冷温庫は容量によって重さが変わります。
発売日 | 2020年6月 | 2021年6月 | 2022年5月 | 2022年5月 | 2023年4月 |
---|---|---|---|---|---|
型番 | CW180DZ | CW001GZ | CW002GZ | CW003GZ | CW004GZ |
容量 | 20L | 20L | 50L | 7L | 29L |
参考価格 | 58,000円(税込) | 54,872円(税込) | 98,126円(税込) | 53,900円(税込) | 72,900円(税込) |
質量 | 14.3kg | 16.1kg | 27.0kg | 8.8kg | 20.0kg |
7Lサイズは8.8kgとそこまで重くありませんが、50Lサイズともなると本体質量27kg+2Lペットボトル15本+バッテリーだと60kgほどになってしまいます。
マキタの保冷温庫を購入する際は本体の重さ+保存する食材の重さも考慮した上で選びましょう。
ペットボトルの形状によって保存できる本数が異なる
マキタの保冷温庫は各モデルごとにペットボトルの保存本数が明記されています。
発売日 | 2020年6月 | 2021年6月 | 2022年5月 | 2022年5月 | 2023年4月 |
---|---|---|---|---|---|
型番 | CW180DZ | CW001GZ | CW002GZ | CW003GZ | CW004GZ |
容量 | 20L | 20L | 50L | 7L | 29L |
参考価格 | 58,000円(税込) | 54,872円(税込) | 98,126円(税込) | 53,900円(税込) | 72,900円(税込) |
ペットボトル 収納本数 | 500mL 約20本 2L 約4本 | 500mL 約20本 2L 約4本 | 500mL 約50本 2L 約15本 | 500mL 約6本 | 500mL 約30本 2L 約6本 |
ただカタログに明記されている本数はあくまで参考値になります。
ペットボトルの形状によっては保存できる本数が異なります。
充電式保冷温庫を選ぶならマキタがおすすめ!まとめ
今回はマキタの充電式保冷温庫についてまとめてみました。
さすが工具メーカーということもあり作りがしっかりしています。
また、2020年の発売以降7Lから50Lまで商品のラインナップも増えました。
2023年新型モデルCW004GZは従来モデルよりもパワーアップして使いやすさ、使用時間など過去最高のモデルになります。
マキタの保冷温庫は例年、夏場やキャンプシーズンなどのピーク時は品切れ・入荷待ちが予測されます。
しかし以前、噂になった生産中止ということもありません。
ぜひシーズン前にマキタの保冷温庫をチェックしてみてください。
マキタの保冷温庫全モデルは以下でまとめています。
項目 | 詳細 |
---|---|
型番 | CW180DZ |
容量 | 20L |
参考価格 | 58,000円(税込) |
発売日 | 2020年6月 |
サイズ | 横幅62.3cm 奥行34.1cm 高さ37.2cm |
質量 | 14.3kg |
充電使用時間 | 保冷時間 約17時間30分 保温時間 約4時間30分 |
ペットボトル 収納本数 | 500mL 約20本 2L 約4本 |
※充電使用時間はBL1860B×2本装着時