2020年にマキタの充電式保冷温庫が発売されて以降、様々なメーカーから保冷温庫(ポータブル冷蔵庫)が発売されました。
本記事では保冷温庫の中でも人気の高い、マキタとハイコーキの保冷温庫の違いをまとめています。
- 2023年モデルの違いを比較
- マキタ保冷温庫のおすすめポイント
- ハイコーキ保冷温庫のおすすめポイント
それぞれのおすすめポイントもまとめています。
ぜひ、保冷温庫選びの参考にしてみてください。
マキタとハイコーキの保冷温庫【違いを比較】2023年新型モデル
2023年モデルはどちらも仕切りが付いているので片方は冷蔵、もう片方は冷凍というように食材や飲み物に合わせて分けられます。
デザインの好みは分かれますが、どちらもアウトドアシーンに最適なデザインでカッコいいです。
それではマキタ、ハイコーキの保冷温庫の違いを見てみましょう。
サイズの違い
マキタとハイコーキの保冷温庫2023年モデルの大きさは以下の通りです。
2023年4月 | 2023年2月 |
---|---|
CW004GZ | UL18DBA |
29L | 25L |
72,900円(税込) ※バッテリー別売り | 65,100円(税込) ※バッテリーセット |
横幅67.6cm 奥行34.5cm 高さ47.1cm | 横幅65.3cm 奥行34.0cm 高さ45.0cm |
20.0kg ※バッテリーBL4080F×2本装着時 | 16.7kg ※バッテリーBSL36B18X×1本装着時 |
マキタのほうが容量が大きいのでハイコーキよりも一回り大きな作りになっています。
※ハイコーキは2023年8月に大容量36Lが発売されます。
充電方法の違い
ハイコーキは保冷温庫本体で充電可能ですが、マキタの保冷温庫は別売りの充電器が必要です。
また、ハイコーキの保冷温庫はACアダプターやシガーソケット用コードでバッテリーを充電しながら保冷温庫が使用できます。
※マキタは付属のACアダプター、シガーソケット用コードでは充電できません。
充電の使い勝手はハイコーキのほうが上です。
ドアの違い
多くの保冷温庫はドアが片開きになっていますが、マキタの2023年モデルCW004GZはドアが両開きになります。
ドアは取り外し可能なのでお手入れも楽ちんです。
お湯が沸かせる
HiKOKI(ハイコーキ)
ケトルドリンクホルダ付き 0000-4600
参考価格 7,347円(税込)
ハイコーキの保冷温庫は別売りのケトルを購入するとお湯を沸かせられます。
アウトドアシーンでお湯を沸かすにはカセットコンロ等でお湯を沸かさないといけませんが、ケトルがあれば手間なくお湯を沸かせられます。
仕切りの温度差の違い
マキタ、ハイコーキはそれぞれ仕切りの最大温度差が違います。
- マキタの最大温度差は30℃
- ハイコーキの最大温度差は60℃
温度設定はマキタの場合、片方ずつ温度を調節する必要がありますが、ハイコーキは自動で温度調節可能です。
バッテリーの有無
ハイコーキの保冷温庫UL18DBAはバッテリーとのセット販売ですが、マキタの保冷温庫はバッテリーが別売りになります。
元々バッテリーをお持ちの方はマキタの保冷温庫のほうが安く購入できますが、バッテリーを持っていない場合はハイコーキのほうが総合的に安くなります。
2023年4月 | 2023年2月 |
---|---|
CW004GZ | UL18DBA |
29L | 25L |
72,900円(税込) ※バッテリー別売り | 65,100円(税込) ※バッテリーセット |
横幅67.6cm 奥行34.5cm 高さ47.1cm | 横幅65.3cm 奥行34.0cm 高さ45.0cm |
20.0kg ※バッテリーBL4080F×2本装着時 | 16.7kg ※バッテリーBSL36B18X×1本装着時 |
保冷時間 約48時間 保温時間 約18時間30分 ※バッテリーBL4080F×2本装着時 | 保冷時間 約18時間30分 保温時間 約7時間 ※バッテリーBSL36B18X×2本装着時 |
500mL 約30本 2L 約6本 | 500mL 約25本 2L 約6本 |
このようにマキタ、ハイコーキの保冷温庫は幾つかの違いがあります。
では上記を踏まえてマキタ、ハイコーキのおすすめポイントをまとめてみます。
マキタ保冷温庫のおすすめポイント
幅広いサイズから選ぶならマキタがおすすめ
マキタの保冷温庫は7Lから50Lまで幅広いサイズから選べます。
それぞれの特徴は以下の通りです。
発売日 | 2020年6月 | 2021年6月 | 2022年5月 | 2022年5月 | 2023年4月 |
---|---|---|---|---|---|
型番 | CW180DZ | CW001GZ | CW002GZ | CW003GZ | CW004GZ |
容量 | 20L | 20L | 50L | 7L | 29L |
参考価格 | 48,664円(税込) | 55,556円(税込) | 98,126円(税込) | 64,713円(税込) | 72,900円(税込) |
サイズ | 横幅62.3cm 奥行34.1cm 高さ37.2cm | 横幅66.3cm 奥行34.1cm 高さ37.2cm | 横幅86.7cm 奥行46.5cm 高さ47.6cm | 横幅45.6cm 奥行24.5cm 高さ30.8cm | 横幅67.6cm 奥行34.5cm 高さ47.1cm |
質量 | 14.3kg | 16.1kg | 27.0kg | 8.8kg | 20.0kg |
充電使用時間 | 保冷時間 約17時間30分 保温時間 約4時間30分 | 保冷時間 約44時間30分 保温時間 約13時間30分 | 保冷時間 約24時間30分 保温時間 約6時間 | 保冷時間 約27時間 保温時間 約11時間30分 | 保冷時間 約48時間 保温時間 約18時間30分 |
ペットボトル 収納本数 | 500mL 約20本 2L 約4本 | 500mL 約20本 2L 約4本 | 500mL 約50本 2L 約15本 | 500mL 約6本 | 500mL 約30本 2L 約6本 |
7Lサイズ
7LのCW003GZは遠出や旅行に最適なサイズです。
車の足元に置いておけばちょっとしたお出かけのときも飲み物や食材を冷やすことが可能です。
質量も8.8kgと軽量なので楽に持ち運べます。
25L、29Lサイズ
25L、29Lはキャンプ、BBQなどのアウトドアに最適な大きさです。
最新モデルのCW004GZは2Lペットボトルが縦に収納可能なので取り出しやすく、2Lペットボトルを6本収納しても余裕ができるので他の食材や飲み物も収納できます。
50Lサイズ
大容量の50Lは大人数のアウトドアや現場仕事に最適なサイズです。
ただし本体質量は27kgと重く、庫内に食材や飲み物を入れると60kg近くになってしまいます。
移動する際は本体と食材は分けて運びましょう。
バッテリーを持っている人はマキタがおすすめ
マキタは本体とバッテリーが別売りです。
元々バッテリーを持っている人はマキタがおすすめです。
マキタの充電式保冷温庫
項目 | 詳細 |
---|---|
型番 | CW003GZ |
容量 | 7L |
参考価格 | 64,713円(税込) |
発売日 | 2022年5月 |
サイズ | 横幅45.6cm 奥行24.5cm 高さ30.8cm |
質量 | 8.8kg |
充電使用時間 | 保冷時間 約27時間 保温時間 約11時間30分 |
ペットボトル 収納本数 | 500mL 約6本 |
※充電使用時間はBL4080F×1本装着時
ハイコーキ保冷温庫のおすすめポイント
価格を抑えるならハイコーキがおすすめ
ハイコーキの保冷温庫は本体とバッテリーがセットで販売されています。
そのため、マキタの保冷温庫と比べて費用が抑えられます。
ハイコーキのモデルごとの価格は以下の通りです。
※Amazonの価格を掲載しています。
項目 | 詳細 |
---|---|
型番 | UL18DD |
容量 | 10.5L |
参考価格 | 65,000円(税込) |
発売日 | 2023年6月 |
サイズ | 横幅48.1cm 奥行31.5cm 高さ31.2cm |
質量 | 10.9kg |
充電使用時間 | 保冷時間 約12時間 保温時間 約6時間 |
ペットボトル 収納本数 | 600mL 約9本 |
※充電使用時間はバッテリーBSL36A18X×2本装着時
本体で充電するならハイコーキがおすすめ
ハイコーキの保冷温庫は本体にバッテリーを差し込んで充電可能です。
マキタのように別途バッテリーと充電器で充電する必要はありません。
ACアダプター、シガーソケット用コードを使用すれば充電しながら保冷温庫が使えます。
ケトルを利用するならハイコーキがおすすめ
HiKOKI(ハイコーキ)
ケトルドリンクホルダ付き 0000-4600
参考価格 7,347円(税込)
お湯が沸かせるケトルを使用するならハイコーキがおすすめです。
アウトドアシーンでお湯は貴重です。
好きなときにお湯が沸かせるのでケトルを使用するならハイコーキがおすすめです。
ただし、ケトルはバッテリーからの電力供給じゃないと使えないので注意しましょう。
※ACアダプター、シガーソケット用コードからは電力供給できません。
初めて保冷温庫を購入するならハイコーキがおすすめ!まとめ
今回はマキタとハイコーキの保冷温庫の違いを比較してみました。
それぞれ違いはありますが、元々バッテリーをお持ちの方はマキタの保冷温庫をおすすめしますが、一から保冷温庫を購入するなら本体とバッテリーがセットで販売されているハイコーキをおすすめします。
またハイコーキはマキタと比べてメリットが多く、以下の点は特におすすめです。
- 本体でバッテリーを充電しながら使用できる。
- 別売りのケトルでお湯が沸かせる。
- バッテリー付きで価格が安い。
以下モデルごとの仕様をまとめています。
ハイコーキの充電式保冷温庫
項目 | 詳細 |
---|---|
型番 | UL18DD |
容量 | 10.5L |
参考価格 | 65,000円(税込) |
発売日 | 2023年6月 |
サイズ | 横幅48.1cm 奥行31.5cm 高さ31.2cm |
質量 | 10.9kg |
充電使用時間 | 保冷時間 約12時間 保温時間 約6時間 |
ペットボトル 収納本数 | 600mL 約9本 |
※充電使用時間はバッテリーBSL36A18X×2本装着時
また、保温機能は必要ないという方は冷蔵・冷凍ができるポータブル冷蔵冷凍庫も販売されています。
充電式ではありませんが、価格は安いのでシガーソケット、コンセントが近くにある場合ポータブル冷凍冷蔵庫もおすすめです。
アイリスオーヤマのポータブル冷蔵庫は以下の記事でまとめています。