ゲーミングモニターを購入する際に、「スピーカーは必要なのか?それとも不要なのか?」悩むことはありませんか?
筆者もモニターを購入する際に、スピーカー内蔵のものにするか、それとも外付けスピーカーを使うかで迷いました(結局、スピーカー非搭載のモニターを選び、別途外付けスピーカーを購入しました)。
そこで今回は、ゲーミングモニターを使用している方々にアンケートを実施し、スピーカー事情について調査しました。
スピーカー内蔵か外付けスピーカーかで迷っている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
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ゲーミングモニターにスピーカーはいらない?内蔵か外付け、どっちがおすすめなのかアンケート調査
項目 | 人数 |
---|---|
スピーカー非搭載 | 144人 |
スピーカー搭載 | 17人 |
アンケート詳細
調査方法:Webアンケート(クラウドワークス)
実施期間:2023年9月〜12月
対象者:ゲーミングモニターを使用している161人
アンケート調査では約9割の方がスピーカー非搭載モデルを選び、別途外付けスピーカーを購入しています。
理由は以下の通りです。
- スピーカー内蔵モニターは選択肢が少ない・・・51人
- スピーカー内蔵は音質が悪い・・・47人
- イヤホンやヘッドホンを使用するので必要ない・・・25人
- 値段も高く厚みが増す・・・21人
このようにスピーカー内蔵モニターは、選択肢の少なさや音質の悪さから、非搭載モニターを選び、別途外付けスピーカーやイヤホン、ヘッドホンを購入される方が多いです。
例えば
- MMORPG系は外付けスピーカーを使用。
- FPSなどボイスチャットでやり取りする場合は、イヤホンやヘッドホンを使用。
ではアンケート結果を踏まえて、スピーカー内蔵モニターと非搭載モニターのメリット・デメリットを見てみましょう。
ゲーミングモニターのスピーカー内蔵モデルのメリット・デメリット
スピーカー内蔵モニターのメリット・デメリットは以下の通りです。
- ケーブルが減る
- モニターをパソコンに繋げるとすぐに使用できる
- スピーカーを置くスペースが必要ない
- スピーカー代が不要
- 選択肢が少ない
- 音質が悪い
- 高額になる
- モニターの厚みが増す(重くなる)
- 故障時の修理が高額になる可能性がある
ケーブルが減る
スピーカー内蔵モニターを使用すれば、接続するケーブルの数を減らすことができます。
例えば、デスクトップパソコンで使用するケーブルは以下の通りです。
- パソコン本体
- LANケーブル
- キーボード
- マウス
最近ではワイヤレス製品も普及していますが、遅延を気にして有線接続を好む人も多いと思います。
これに加えて、外付けスピーカーを設置すると、電源ケーブルやスピーカーのコードなどで、さらにケーブルが増えてしまいます。
しかし、スピーカー内蔵のゲーミングモニターを使えば、デスク周りをスッキリと整理できます。
ホコリの掃除の時もケーブルが少ない方が楽です。
モニターをパソコンに繋げるとすぐに使用できる
スピーカー内蔵モニターは本体にケーブル(電源ケーブル/DisplayPort/HDMI/DVI/VGAなど)を接続するだけですぐに使用できます。
スピーカーを置くスペースが必要ない
外付けスピーカーには、いくつかの種類があります。
- 左右に設置する一般的なスピーカー
- 別途サブウーファーを設置するタイプ
- サウンドバー など
外付けスピーカーの多くは、別途電源供給が必要で、ケーブルが増えます。
また、サブウーファータイプを選ぶと、設置スペースも必要になります。
USBから電源を供給するタイプもありますが、音質にはあまり期待できません。
その点、スピーカー内蔵モニターならデスク周りをスッキリさせることができます。
スピーカー代が不要
当然のことですが、スピーカー内蔵モニターを選べば別途スピーカーを購入する費用はかかりません。
続いてデメリットも見てみましょう。
選択肢が少ない
スピーカー内蔵モニターは、スピーカーが搭載されていないモニターに比べて種類が少なく、サイズや性能が好みに合わないこともあります。
音質が悪い
スピーカー内蔵モニターの多くは、左右に一つずつ設置されたステレオスピーカーを搭載しています。
中にはサブウーファーを搭載しているモニターもありますが、高音域や低音域を左右のスピーカーで表現するので、音質自体はそれほど良いとは言えません。
高額になる
スピーカーが内蔵されている分、価格が高くなる可能性があります。ただし、ステレオスピーカー自体は高価なものではないので、メーカーによっては安価な機種も販売されています。
モニターの厚みが増す(重くなる)
スピーカーが搭載されている分、モニターの厚みや重くなることが考えられます。
故障時の修理が高額になる可能性がある
液晶パネルとスピーカーは独立した機器のため、個別に故障することもあれば、同時に故障することもあります。
一般的に、液晶パネルの寿命は15,000時間から50,000時間と言われています。
そのため、1日10時間使用した場合、4年から10年ほど使用できる計算になります。
一方、スピーカーは数年で故障することもあれば、20年から30年以上使用できることもあります。
これらの寿命は、使用状況や環境によっても変わりますが、液晶パネルよりもスピーカーの方が長持ちする傾向があります。
故障した際には修理が必要ですが、保証期間外の場合、修理費用が高くなることもあるので、その際は買い替えも検討しましょう。
項目 | 詳細 |
---|---|
型番 | MFG24F4S |
サイズ | 24インチ |
参考価格 | 16,999円(税込) |
リフレッシュレート | 180Hz |
応答速度 | 1ms |
パネル | VAパネル(非光沢) |
総合評価 | 4.0 |
ゲーミングモニターのスピーカー非搭載(外付け)のメリット・デメリット
スピーカー非搭載モニターは、内蔵型とは対となります。
スピーカー非搭載モニターのメリット
- 選択肢が多い
- 本体が軽くモニターが薄い
- 個々で修理可能
選択肢が多い
スピーカー非搭載モニターは内蔵型と比べて種類が豊富です。
そのため、サイズや機能など好みに合わせて選べます。
本体が軽くモニターが薄い
スピーカーが内蔵されていない分、本体が軽くなります。
パソコン周りの掃除や配置の移動も楽々できます。
個々で修理可能
独立したモニターとスピーカーにすることで、個々の修理が可能です。
また、買い替えの選択肢も選べます。
続いてデメリットも見てみましょう。
スピーカー非搭載モニターのデメリット
- 選択肢が多い
- 本体が軽くモニターが薄い
- 個々で修理可能
ケーブルが増える
モニターとスピーカーそれぞれのケーブルが必要になります。
スピーカーに関してはUSBから電力を供給することもできますが、音質にこだわるなら、あまりおすすめしません。
別途電源ケーブルを使用することで。ケーブルの数が増えます。
接続が面倒
一度接続してしまえば問題ありませんが、モニターとスピーカーどちらも接続する必要があります。
スピーカーを置くスペースが必要
スピーカーは、左右のステレオスピーカーやバータイプのサウンドバー、他にも別途ウーファーを設置するスピーカーがあります。
タイプによって設置するスペースが必要なので注意しましょう。
別途スピーカー代がかかる
当然ですが、スピーカーを設置するには別途購入費用が必要です。
項目 | 詳細 |
---|---|
型番 | FFF-LD25G6 |
サイズ | 24インチ |
参考価格 | 24,600円(税込) |
リフレッシュレート | 240Hz |
応答速度 | 1ms |
パネル | VAパネル(非光沢) |
総合評価 | 4.0 |
ゲーミングモニターにスピーカーはいらない?まとめ
今回はゲーミングモニターのスピーカーについて、搭載/非搭載どちらが良いのか?メリット・デメリットを挙げてみました。
アンケート結果でも分かるように、スピーカーを外付けする人が圧倒的に多く、音質にこだわる人はスピーカー非搭載モニターをおすすめします。
また、最近はイヤホンやヘッドホンを使用する人も多いため、スピーカー自体必要ない方も増えています。
もちろん決まりはないので、用途や設置スペースに合わせた選択をしてみてください。
項目 | 詳細 |
---|---|
型番 | MFG24F4S |
サイズ | 24インチ |
参考価格 | 16,999円(税込) |
リフレッシュレート | 180Hz |
応答速度 | 1ms |
パネル | VAパネル(非光沢) |
総合評価 | 4.0 |