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東芝レグザ、シャープ、パナソニック、ソニーのテレビの違いを比較 どれがおすすめ?

43Z670N
引用元:amazon.co.jp

国内の有名テレビメーカーといえば、東芝レグザ、シャープ、パナソニック、ソニーが挙げられます。

では、実際に『どのメーカーが良いのか?』

そこで今回は、各メーカーごとの特徴や違いをまとめています。

メーカー選びでお悩みの方はぜひ本記事を参考にしてみてください。

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東芝レグザ、シャープ、パナソニック、ソニーのテレビはどれがおすすめ?

テレビの選び方は性能はもちろんですが、用途やテレビの使用頻度によっても異なります。

例えば、

  • 頻繁に地上波を視聴する。
  • 主に動画配信サービスを利用する。
  • 普段はスマホやタブレットで視聴しているけど、一応テレビは設置したい。
  • あまりテレビを見ない。

など、あくまで一例ですが、テレビに対する価値観はひと昔前と比べて変わってきています。

特に販売シェアの推移では、2018年以降、着実に売り上げを伸ばしている東芝レグザ(現在はTVS レグザ)が、2022年に初めて国内シェアNo.1になりました。

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順位2020年2021年2022年2023年
1位シャープ
(23.5%)
シャープ
(21.9%)
TVS REGZA
(24.1%)
TVS REGZA
(24.9%)
2位ソニー
(17.6%)
TVS REGZA
(19.5%)
シャープ
(21.9%)
シャープ
(22.3%)
3位TVS REGZA
(17.5%)
ソニー
(18.0%)
ソニー
(14.7%)
Hisense
(12.7%)
株式会社BCRの調査結果を基に作成しています。

その理由は、中国の家電メーカーハイセンスの傘下になったことが影響します。

ハイセンスは世界第2位のテレビ出荷台数を誇ります。
※2024年第一四半期。1位はSamsung(サムスン)。

広い部品調達網を活かしてコストパフォーマンスに優れた商品を販売していることから利害関係が一致し、『ハイセンスはレグザの技術を活用』『レグザは広い部品調達網を活用』することで、性能や価格が変わりました。

一方、シャープやパナソニックもコストパフォーマンスの優れた商品を扱っています。

これらのメーカーも海外で製造されていることから、レグザには及びませんがリーズナブルな価格設定になっています。

ただし、画質・音質・機能面・価格など総合的に判断するとコストパフォーマンスの高さはレグザに軍配が上がります。

そして最後にソニーですが、2024年モデルは全て高性能なテレビを発売しています。

画質・音質共に優れています。ただし、かなり高額です。

例えば、各メーカーの価格は以下の通りです。

メーカー名2024年モデル
REGZA43Z670N
43Z670N
111,800円(税込)
SHARP4T-C50FN2
4T-C50GN2
168,300円(税込)
SONYK-55XR70
55XR70
277,000円(税込)
Panasonic43W80A
TV-43W80A
91,000円(税込)
※各メーカー2024年最下位モデルで比較

ソニーのテレビ高過ぎませんか?

はい、ソニーの2024年モデルは性能にこだわった製品になっていることから、それに比例して価格も高くなっています。

その理由は、

  • 量子ドット技術
  • Mini LEDバックライト
  • 高性能スピーカー
  • ブランド力

これらの理由が挙げられます。

もちろんソニーは高い技術力を誇りますが、ブランド名『SONY(ソニー)』が価格を押し上げる要因となっていることも、価格が高い理由の一つです。

元来、ソニーは価格で勝負していないので、国内メーカーで比較した場合、

『性能を求めるならソニー』
『価格も含めてバランスを重視するなら他のメーカー』

このように、テレビに対する考え方で選ぶメーカーが変わります。

改めてまとめてみます。

ここまでのまとめ
  • 性能と価格でバランスが取れているのはレグザ、シャープ、パナソニック。
  • 価格を気にせず性能に拘るならソニー。
  • パナソニックは最上位モデルが高性能でおすすめ。他のモデルを選ぶならレグザやシャープがおすすめ。

では、各メーカーごとの細かな違いをまとめてみます。

東芝レグザ、シャープ、パナソニック、ソニーのテレビの違いを比較

東芝レグザのテレビ

43Z670N
引用元:amazon.co.jp

REGZA(レグザ)
43V型 スマート液晶テレビ 43Z670N Dolby Atmos対応 2024年モデル
参考価格:111,800円(税込)

レグザの特徴は、なんと言ってもバランスが良くコストパフォーマンスに優れているところです。

画質の良さはもちろんですが、音質も高音域(ツィーター)から低音域(ウーファー)を鳴らすスピーカーが7つ内蔵されています。

ちなみに最上位モデルは全部で11個のスピーカーが内蔵されています。

[最上位モデル 65Z970N]

65Z970N
引用元:amazon.co.jp

標準的なテレビは左右のスピーカーで高音域と低音域を鳴らすので限界があります。

そのため、低音による音の深さや高音の伸びが不足してしまいます。

また、一つのスピーカーで高音と低音を再生するので、音が混ざってしまいクリアさが損なわれてしまいます。

その点、レグザに搭載されているスピーカーは幅広い音域にも対応できるので、少しでも良い音でテレビを視聴したい方にはおすすめです。

画質に関しても上位モデルにはMini LEDバックライト量子ドット技術が使われているので、高いコントラストの表現や幅広い色彩表現が可能です。

それにより、目で見たようなリアルな映像が楽しめます。

元来、レグザは奥行きのある黒の表現が優れているので、暗いシーンでも黒つぶれを抑えて見えにくさが軽減されます。

さらにMini LEDバックライトや量子ドット技術により色鮮やかな映像体験が可能になります。

画質と音質の良さに加えてリーズナブルな価格設定が多くのユーザーに選ばれています。

最近は物価上昇に伴いテレビの販売数も変化しています。

2023年には中国のハイセンスが第3位に浮上していることから、コストパフォーマンスが重視されています。

[レグザ(REGZA)]

スクロールできます
項目スタンダードモデル上位モデル最上位モデル
型番2024年モデル
43Z670N
43Z670N
2024年モデル
55Z870N
55Z870N
2024年モデル
65Z970N
65Z970N
サイズ43V型
50V型
55V型
65V型
75V型
55V型
65V型
75V型
65V型
75V型
参考価格111,800円(税込)196,768円(税込)352,800円(税込)
画質
Mini LED
量子ドット

Mini LED
量子ドット
倍速機能
120Hz
音質フルレンジ:2
ツィーター:2
トップダブルツィーター:2
ウーファー:1
フルレンジ:2
ツィーター:2
トップダブルツィーター:2
ウーファー:1
フルレンジ:2
ツィーター:2
サイドスピーカー 2
トップスピーカー:2
センタースピーカー 2
ウーファー:1
動画コンテンツREGZA独自OSREGZA独自OSREGZA独自OS
総合評価 4.0 5.0 5.0

シャープのテレビ

4T-C50FN2
引用元:amazon.co.jp

SHARP(シャープ)
50V型 4K液晶テレビ AQUOS 4T-C50GN2 2024年モデル
参考価格:168,300円(税込)

続いてシャープは2022年以降、販売シェア1位の座をレグザに明け渡してしまいましたが、高い映像技術で人気は健在です。

特に奥行きのある黒の表現や、映り込みを抑える『N-Blackパネル』は、日光や照明の映り込みを抑えて見えにくさが軽減されます。

他にも好みに合わせた豊富なラインナップから選べます。

例えば、価格を抑えたモデルや、Mini LEDバックライトや量子ドット技術が採用された高性能モデルまで幅広いシリーズから選べます。

筆者個人としては、回転式スタンドをおすすめします。

例えば普段はリビングでテレビを視聴するときは正面に、ダイニングで視聴するときは傾けることでストレスなくテレビが見られます。

元々視野角が広いので正面のままでもテレビを見ることはできますが、斜めに傾けることで見えやすさが向上します。

シャープのテレビは高画質・高音質に加えて使いやすさの拘りが垣間見えます。

リモコン操作も切り替わりが早く、直感的に使える点は筆者のおすすめポイントです。

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項目スタンダード上位モデル
型番4T-C50GN2
4T-C50GN2
4T-C55GN1
4T-C55GN1
サイズ50V型
55V型
55V型
65V型
75V型
参考価格168,300円(税込)217,800円(税込)
画質
AI高画質エンジン

AI高画質エンジン
倍速機能
120Hz

120Hz
音質ツィーター:2
フルレンジ:2
ツィーター:2
ミッドレンジ:4
サブウーファー:1
動画コンテンツ
Google TV

Google TV
総合評価 4.0 4.0

ソニーのテレビ

55XR70
引用元:amazon.co.jp

SONY(ソニー)
55V型 MiniLED 4K液晶テレビ BRAVIA K-55XR70 2024年モデル
参考価格:272,000円(税込)

ソニーの2024年モデルは全ての機種でMini LEDバックライトが搭載されています。

それにより高いコントラストが表現できます。

元々ソニーのテレビは他の国内メーカーと比べて発色が良く、他と比較しても鮮やかさが一目でわかります。

ソニーに搭載されているプロセッサー『XR』はノイズを抑えて細かな表現が可能です。

さらに『XRコントラストブースター』は、明暗をくっきりと分けるので、映像の奥行きや立体感を表現します。

それにより、暗いシーンでも黒つぶれを抑えて鮮明に映し出せます。

他にも地上波やネット動画を4K画質に変換するので、キレイな映像が楽しめます。

映像のキレイさを求める方はソニー一択です。

スクロールできます
項目ソニーソニー
型番2024年モデル
K-55XR70
55XR70
2024年モデル
K-65XR90
K-65XR90
サイズ55V型
65V型
75V型
85V型
65V型
75V型
85V型
参考価格277,000円(税込)559,591円(税込)
画質
Mini LED

Mini LED
量子ドット
倍速機能
120Hz
音質フルレンジ:2
ツィーター:2
ミッドレンジ:2
ツィーター:2
サブウーファー:2
ビームツィーター:2
動画コンテンツGoogle TVGoogle TV
総合評価 5.0 5.0

パナソニックのテレビ

43W90A
引用元:amazon.co.jp

Panasonic(パナソニック)
43V型 4K液晶テレビ VIERA TV-43W90A 2024年モデル
参考価格:116,600円(税込)

2024年はオリンピック開催年ということもあり、パリオリンピック・パラリンピック公式テレビとして発売されました。

2024年モデルは3シリーズあり、全機種Fire TVが搭載されています。

従来のモデルはパナソニック独自のOSを使用していましたが、Fire TVを導入することで研究開発費を削減し、その分価格に反映されています。

他にも最上位モデルを除けば、標準的な性能なので、リーズナブルな価格設定になっています。

スクロールできます
項目スタンダード上位モデル最上位モデル
型番43W80ATV-43W80A43W90A
43W90A
65W95A
65W95A
サイズ43V型
50V型
43V型
50V型
55V型
65V型
65V型
参考価格91,000円(税込)138,500円(税込)279,348円(税込)
画質
AI高画質エンジン

AI高画質エンジン

Mini LED
量子ドット
倍速機能
120Hz

120Hz
音質フルレンジ:2フルレンジ:2フルレンジ:2
ウーファー:1
動画コンテンツ
Fire TV

Fire TV

Fire TV
総合評価 3.0 4.0 5.0

国内メーカーはどれがおすすめ?まとめ

43Z670N
引用元:amazon.co.jp

REGZA(レグザ)
43V型 スマート液晶テレビ 43Z670N Dolby Atmos対応 2024年モデル
参考価格:111,800円(税込)

今回は国内の主要テレビメーカーの違いをまとめてみました。

ズバり、国内メーカーのおすすめはコストパフォーマンスの高いレグザやシャープです。

ソニーは高画質・高音質に拘られているので予算内であればおすすめします。

一方、パナソニックの2024年モデルは他のメーカーと比べて見劣りする点があります。

ですので、パナソニックを選ぶのであれば前年モデルか2025年モデルが発売されてから判断して良いかもしれません。

上記はあくまでも筆者の個人的な感想なので、メーカーに対する想い入れや好みによって選ぶメーカーは異なります。

また、各メーカーから2024年モデルが出揃ったことで、前年モデルの割引率にも影響が出ています。

新モデルと旧モデル、それぞれの特徴を比較して、好みに合わせた最適な一台を選んでみてください。

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記事の執筆者(藤岡秀樹)

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