
ここ数年、家電量販店やネット通販で「TCL」という名前を見かけることが増えました。
サッカー日本代表・堂安律選手がCMに登場していることもあり、日本での知名度はじわじわと伸びている印象です。
とはいえ、「海外メーカーだけど大丈夫なの?」「安いけどすぐ壊れるんじゃない?」といった声も耳にします。
そこで今回は、TCLのテレビに関する評判や耐久性について、実際の情報やユーザーの感想を交えてお話しします。

TCLが気になっている方は、購入前の参考としてぜひご覧ください。
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耐久性や省エネ性能を第一に、コスパの高い商品を選択し執筆しています。
物価上昇に伴い家電製品の価格も変化しています。
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TCLはどこの国のメーカー?日本での存在感は?

TCLは、中国・広東省に本社を構える世界有数のテレビメーカーです。

日本法人は東京都中央区日本橋に拠点を構え、国内での販売やサポートを行っています。
製品ラインナップは4KやフルHD対応テレビを中心に、近年はチューナーレステレビにも参入。
テレビ以外にも冷蔵庫や洗濯機などの生活家電を手掛けており、総合家電ブランドとして世界各国に展開しています。
世界市場では2022年に韓国のLGを抜き、販売台数でサムスンに次ぐ第2位に浮上。
日本市場には2019年秋から本格参入し、2022年度には国内シェアが10%を突破しました。
さらに2023年4〜6月期にはシェア12%を記録し、輸入ブランドとしてはハイセンスやLGを抑えてトップに立っています。

急成長の背景には、生産から組み立てまでを自社工場で完結させる体制があります。
外部委託に頼らず、研究開発(R&D)と生産ラインを密接に連携させることで、新モデルをスピーディーかつ低コストで市場に投入できるのです。
こうした仕組みにより、国産メーカーと比べても遜色ない高性能モデルを手頃な価格で提供しています。
また近年では、パナソニックと製造面で提携し、小型〜中型テレビの一部モデルをTCLが受託生産する事例も出ています。

国内大手が依頼するほど、その製造品質は高く評価されています。
現在TCLのテレビは160以上の国と地域で販売され、サムスンに次ぐ世界的リーダー企業として地位を確立しています。

ではどうしてTCLのテレビは壊れやすいと思われているのか?幾つか例に挙げてみます。
TCLのテレビが壊れやすいと思われている理由


TCLのテレビが壊れやすいと思われている理由は幾つか考えられます。
- 「中国製」だから壊れやすいという先入観
- 過去の不具合事例で壊れやすい
- 販売台数が多いため壊れやすい
- 低価格のため壊れやすい
「中国製」だから壊れやすいという先入観


中国製の家電というと、なんとなく壊れやすいという印象を持つ方も少なくありません。
しかし実際には、国内の主要メーカーでさえ多くの製品を中国をはじめとした海外で製造しています。たとえば、国内大手のテレビでも生産拠点はマレーシアや中国であることが珍しくありません。
さらに、TCLは製造だけでなく、研究開発(R&D)にも力を入れており、日々品質や耐久性の向上に取り組んでいます。
むしろ、近年では「中国製=安かろう悪かろう」ではなく、「技術力とコスパのバランスが取れた安心な製品」という見方に変わってきているのが現状です。
生産終了 | |
---|---|
2012年 | 日立 |
2018年 | 東芝(ハイセンスに売却) |
2018年 | シャープ |
2021年 | パナソニック |
テレビ事業から撤退 | |
---|---|
2018年 | 日立 |
2024年 | 三菱電機 |
唯一、ソニーだけが国内に製造拠点を構えていますが、一部製品のみで多くの液晶テレビは中国やマレーシアなど海外で製造されています。
現在、国内メーカーは海外メーカーとの価格競争に敗れて以降、テレビ事業は縮小の一途をたどっています。
今ではテレビといえば中国のハイセンス・TCL、韓国のLG・SAMSUNGというように世界シェアを見ても国内メーカーが入り込めないほど大きな差が開いています。

ですので、中国製だから壊れやすいということはなく「中国製だから安心」という時代に変わってきています。
2019年に起きた不具合が影響?
TCLに対して「壊れやすい」というイメージが広がった背景には、2019年に発生した一部モデルの不具合が関係している可能性があります。
この度、2019 年 5 月 31 日より販売しております TCL 製液晶 TV の B40/D40 シリーズにおいて商品に不具合があり、衛星BS/110 度CS デジタル放送をご視聴される場合、生産過程のミスにより、放送電波を正常に受信していてもアンテナ信号レベルを「0」と誤って表示する障害が検出されました。(地上デジタル放送では、この障害はございません。)
TCL公式サイトより抜粋
TCL製液晶テレビ(B40/D40シリーズ)において、BS/110度CS放送の電波を正常に受信しているにも関わらず、アンテナレベルを「0」と誤表示する不具合が発生しました。(地上デジタル放送ではこの障害は確認されていません)— TCL公式発表より
この不具合は製造過程のミスによるもので、日本参入直後ということもあり、「大丈夫かな?」と不安を抱くユーザーも少なくありませんでした。

とはいえ、それ以降TCLから大きなリコールなどは出ておらず、現在は安定した品質の製品が販売されています。
売れているからこそ悪い声も出やすい


TCLは世界的に見ても販売台数が多いメーカーです。
当然ながら、多くの人が使っていれば、その分「故障した」「不具合があった」という声が出てくるのは自然な流れです。
これは、販売規模が大きいメーカーほど避けられない傾向であり、必ずしも「壊れやすいテレビ」という意味ではありません。

全体的な評価を見ると、TCLは「価格に対する性能・品質が高い」というポジティブな意見も多く、コスパ重視のユーザーからは特に高く評価されています。
「安い=壊れやすい」と思われている

TCLのテレビは低価格帯のモデルも多く、「格安テレビ」として紹介されることもあります。
ですが、安い理由は“手抜き”ではありません。
TCLはパネル開発から製造まで自社で行う数少ないメーカーで、外注ではなく自社工場で一貫生産しています。
このため、コスト管理がしやすく、品質を保ちながら価格を抑えることが可能になっています。
一方、アイリスオーヤマやマクスゼンなどの格安ブランドはOEM(相手先ブランド製造)が多く、委託先の品質基準に左右されやすい面もあります。
- OEMとは
-
OEMとはメーカーの依頼を受けて海外の工場を中心に製造します。
その完成品を自社ブランドとして販売する工程を指します。
OEMの良いところはコストを抑えて低価格で販売できる点です。
一方で悪い点は似たような製品が多いため他のメーカーとの差別化が図れないというデメリットも挙げられます。
TCLは最先端の技術を用いて高品質なテレビを自社で製造しています。
また世界第2位の販売台数を誇るので、その分一台当たりのコストも抑えられ低価格を実現できるということなのです。

TCLは格安テレビの中でも企業努力によって品質を落とさず低価格帯のテレビを販売しています。

TCLテレビの長所と短所を整理


TCLのテレビを選ぶときに押さえておきたいポイントを、メリットとデメリットに分けてご紹介します。
メリット
- コストに対して性能が高く、同価格帯では一歩上の画質や機能を備えています。
- QLEDやMini LEDといった最新技術も積極的に採用しており、映像の鮮やかさや明るさに優れます。
- また、自社で生産から品質管理まで行っているため、安定した製品供給が可能です。
- 世界市場でも販売台数が多く、信頼できるブランドとしての実績があります。

最新技術を試してみたい方や、性能と価格のバランスを重視する方にTCLのテレビはぴったりです。
デメリット
- エントリーモデルでは画質や音質が物足りなく感じる場合があります。
- 国内メーカーに比べるとサポート窓口の情報が分かりにくいこともあります。
- また、家電量販店などでの展示が少なく、購入前に実物を見られないケースもあります。

映像や音に強いこだわりがある方や、購入前に必ず現物を確認したい方にはやや不向きかもしれません。
TCLのテレビは壊れやすい?不具合事例をアンケート調査


では実際にTCLのテレビを利用している方々の声を見てみましょう。
不具合や故障はありましたか?

不具合や故障 | 票数 |
---|---|
ない | 116人 |
ある | 6人 |
アンケート詳細
調査方法:Webアンケート(クラウドワークス)
実施期間:2024年10月〜12月
対象者:TCLのテレビを使用している122人
アンケートでは約5%の人は不具合や故障が発生したと回答しています。
この結果を見るとそこまで壊れやすいということはなく品質は問題ないことが伺えます。
ただTCLは日本市場に参入して間もないため、アンケートにお答えいただいた人の多くは使用年数が2〜3年になります。
ですので、現時点での耐久性は問題ありませんが、今後5年10年と使用年数が長くなれば品質面の問題点が出てくるかもしれません。

では不具合事例を見てみましょう。
※2023年10月〜12月調査
- 初期不良による不具合・・・2件
- 動作不良による不具合・・・2件
- インターネット接続不良による不具合・・・2件
初期不良による不具合

購入商品:43V型 4Kテレビ 43P635
満足度:4.0
テレビが到着したらパネルに傷が入っていました。すぐ交換してもらいましたが、ちょっと不安の残るスタートです。
液晶パネルは衝撃に弱く、稀に上記のような事例が発生します。
Amazonや楽天市場などの口コミレビューでも同じような事例を目にします。
初期不良は基本的に交換してもらえるので、同様の症状があったときは購入先に問い合わせましょう。
購入商品:50V型 4Kテレビ 50C636
満足度:4.0
HDMI端子が入りませんでした。初期不良云々より検品してあるのか不安です。
交換品は問題なく使用できています。
2年使ってますが画質や耐久性は今のところ問題なさそうです。
この事例は滅多にないことかもしれませんが、テレビが到着したら外観のキズや入力端子の不具合が無いか確認しましょう。
またテレビの足がガタつく、不安定という回答もあったのでこちらも合わせて確認しましょう。
動作不良による不具合

購入商品:43V型 4Kテレビ 43C636
満足度:2.0
一年ほどで突然大音量でテレビが付き映像も乱れるようになりました。
初期化で直りましたが、やっぱり中国製はダメなのかな。
テレビの誤作動は、再起動や初期化で直ることがあります。
上記の事例は一時的なものかもしれませんが、頻繁に発生する場合は基盤に何かしらのトラブルが発生しているのかもしれません。
購入商品:43V型 4Kテレビ 43P635
満足度:3.5
外付けHDDが認識しなくなりました。
元々電源を入れて1〜3分ほどしないとHDDを認識しなかったのですが、BUFFALO製は相性があるかもしれません。
TCLのテレビは基本的にバッファローやエレコムなどの有名メーカーであれば対応しています。
もし、HDDが認識しないという症状が現れたときは、テレビの不具合ではなくHDD側のトラブルか、一時的な接触不良の可能性が考えられます。
一度HDDの再起動とケーブルの抜き差しを試してみてください。

それでも改善しない場合はHDDのメーカーに問い合わせましょう。
インターネット接続に関しての不具合

購入商品:50V型 4Kテレビ 50P635
満足度:4.0
たまにネット動画の映像が乱れます。
夜の時間帯は特に重く感じるのでストレスです。
今までこんなことが無かったので、頻繁に乱れや遅延が有れば問い合わせてみようと思います。
購入商品:50V型 4Kテレビ 50P635
満足度:3.0
電源を入れてWi-Fi接続されるまで時間がかかります。
本体の不具合かインターネットの不具合か判断つきませんがこれ以上ひどくなったら修理に出します。
TCLのテレビは海外仕様に少し手を加え日本仕様として販売しています。
そのため、地デジとの相性が悪いということは考えられますが、上記の事例はインターネット回線に問題があるように感じます。
国内の光回線をいくつか例に挙げるとNURO光やauひかりは独自回線になるので、インターネットの接続が混み合う時間帯でもストレスなく安定した接続が期待できます。
一方で楽天ひかりやソフトバンク光はNTT回線を使い自社サービスとして光回線を提供しています。
そのため、インターネット接続が集中する時間帯や土日祝日は回線が不安定になることがあります。
例:映像の乱れ、動作遅延、回線の切断など
TCLのテレビはこのような不具合事例も見られますが、決して壊れやすいということはなく品質面も問題ありません。
TCLは他社と比べてどう?ハイセンスやREGZAとの違いとは

TCLのテレビが注目される理由のひとつに、「低価格でも高画質」を実現している点が挙げられます。
とはいえ、他社の製品と比較した場合、どんな違いがあるのでしょうか?

この章では、同じく人気のあるハイセンスやREGZA(東芝)と比較しながら、TCLの立ち位置を見ていきます。
ハイセンス vs TCL :よく似ているが性格は違う

ハイセンスとTCLは、どちらも中国を代表するテレビメーカーです。
価格帯やスペックも似ていますが、実は開発姿勢には違いがあります。
ハイセンスは、日本メーカー「東芝」のテレビ事業を引き継いだことで、画質処理技術やチューニングに“日本らしい繊細さ”が加わっています。
一方、TCLは自社開発のパネル技術(QLEDやMini LED)に強みがあり、ハード面での先進性を重視する傾向が見られます。

つまり、ハイセンス=バランス重視、TCL=液晶スペック重視と捉えると、選び方も見えてきます。
筆者の個人的な印象としては、TCLよりもハイセンスのほうが総合的な完成度が高いように感じます。
特に、東芝の映像技術を受け継いでいることもあり、画質のきめ細やかさや音の臨場感、操作時のレスポンスなど、細部まで丁寧に作り込まれている印象です。

価格帯はほぼ同じでも、映像の処理精度や画質のまとまり方を見ると、ハイセンスのほうが一歩リードしている印象があります。


REGZA vs TCL :価格と完成度の差

REGZAは、今も“高画質テレビ”の代名詞として根強い人気を誇っています。
とくに国内向けのチューニングや、地デジ映像の美しさはREGZAならではの映像美が楽しめます。
ただ、そのぶん価格はTCLよりも高くなりがちです。
TCLは、チューナーレステレビやストリーミング視聴に特化したモデルを展開することで、コストを抑えながらも画質や機能に満足できる選択肢を用意しています。

そのため、「地デジ放送をきれいに見たい人はREGZA」、「YouTubeやVODメインならTCLでも十分」と、用途によって向き不向きが変わります。


TCLのテレビは壊れやすい?口コミや評判をアンケート調査

TCLで扱っている液晶テレビは大きく3種類に分類されます。
- QLED TV
- 4K TV
- FHD/HD TV

4KやFHD/HDは聞いたことあると思いますが、QLEDは更に高画質を実現できる最新の技術なのです。

- QLEDとは
-
量子ドット発光ダイオードを利用した液晶テレビのことで、量子ドットと呼ばれる極微細なナノ結晶材料に光を当てて色を表現するという仕組みです。
有機ELに匹敵するほどの高画質でキレイな映像が楽しめます。
TCLの上位モデルはQLEDパネルを採用しているモデルも多く、より高画質でテレビを楽しみたい人にはおすすめのモデルです。
他にもAlgoエンジンを搭載し従来よりもさらに性能が向上し、映像・サウンドともに最高の仕上がりになっています。
全てのモデルにGoogle TV搭載でご自宅にWi-Fi環境があれば、テレビが届いたその日からYouTube、Amazonプライム・ビデオなどの動画配信サービスが利用できます。

ではシリーズごとの満足度を見てみましょう。
TCLのテレビ|満足度調査

TCLのテレビ|満足度調査
満足度 | 票数 |
---|---|
満足 | 40人 |
やや満足 | 39人 |
普通 | 15人 |
やや不満 | 17人 |
不満 | 11人 |
どのモデルをお持ちですか?
モデル | 票数 |
---|---|
QLED TV | 23人 |
4K TV | 53人 |
FHD/HD TV | 45人 |
その他 | 1人 |
アンケート詳細
調査方法:Webアンケート(クラウドワークス)
実施期間:2023年10月〜12月
対象者:TCLのテレビを使用している122人
TCLテレビは約6割の人が「満足」と回答しています。
また購入しているモデルは4K TVが一番多く、続いてFHD/HD TV、QLED TVが人気です。
特にFHD/HD TVは口コミでも評判で「セカンドテレビとして寝室用に購入」「一人暮らしでできるだけ安いテレビが欲しかった」という回答が多く集まっています。
QLED TVの口コミや評判

TCL
55V型 量子ドット&MiniLED 4K液晶テレビ 55QM8B 2024年モデル
参考価格:109,800円(税込)
TCLの量子ドットテレビは、Mini LEDの有無によって映像表現に違いが出ます。
Mini LEDは従来のLEDバックライトよりも小さなLEDが多数配置されているので、明暗のコントラストが向上し、奥行きのある黒の表現が可能です。
さらに、ブレを抑えた滑らかな映像と立体感のある映像体験が楽しめます。

従来の LEDバックライトのテレビを使用している方はその違いに驚くかもしれません。
有機ELパネルも黒の表現に優れていますが、画面焼けのリスクやコスト面を考えると、Mini LEDには優位性があります。

では、Mini LEDモデルと量子ドットモデルの違いについて詳しく見てみましょう。
項目 | 量子ドット Mini LED | 量子ドット |
---|---|---|
型番 | 55QM8B![]() | 55T8B![]() |
サイズ | 50V型 55V型 65V型 75V型 85V型 | 55V型 65V型 75V型 85V型 |
参考価格 | 109,800円(税込) | 76,300円(税込) |
画質 | 量子ドット Mini LED | 量子ドット |
倍速機能 | 120Hz | 120Hz |
音質 | Dolby Atoms | Dolby Atoms |
動画コンテンツ | Google TV | Google TV |
総合評価 | 5.0 | 4.0 |
画質面では、Mini LEDモデルは倍速機能やローカルディミングに対応しているので、次のような点で優れた映像表現が可能です。
- ブレを抑えた滑らかな表現
- くっきりとした映像表現
- 奥行きのある黒の表現
また、Mini LEDモデルには異なる映像エンジンが搭載されています。
上位エンジンである「AIPQ Engine Max III」(Mini LEDモデル)と「Algo エンジン II」(量子ドットモデル)がその例です。
映像エンジンの性能が高まると、以下のような点が向上します。
- 映像の画質
- 色彩表現
- コントラスト
- ノイズを軽減
- スムーズな映像処理
特にAIPQ Engine Max IIIはAIを活用し、細部にわたって鮮明な映像を映し出します。
低画質の映像もクリアに表示し、目で見たようなリアルな映像を楽しむことができます。
Mini LEDモデルと量子ドットモデルには映像表現に違いはありますが、量子ドットモデルも色彩豊かでリアルな映像を提供します。

ちなみに音質面はどちらもフルレンジスピーカーとDolby Atmos対応なので、立体的な音響効果が期待できます。
ただし、Dolby Atmosはあくまでもバーチャルな立体表現のため、音質を改善する場合は、別途サウンドバーやホームシアターの設置、またさらに上位モデルのC855シリーズを選択することで、高音域と低音域の表現が向上します。
※C855シリーズには高音域を担当することツィーターと低音域を担当するウーファーが内蔵されています。

画質や展開されているサイズ、価格も考慮しながら最適な一台を選んでみてください。
※口コミや評判はアンケートから抜粋しています。
良い口コミや評判
購入商品:50V型 QLED TV 50C636
満足度:5.0
中国製でも画質音質ともに問題ありません。
従来の4Kテレビと比べてQLEDですのでキレイです。
YouTubeが見れるので満足。
購入商品:43V型 QLED TV 43C636
満足度:5.0
値段が安かったので少し心配していましたが画質・音質ともに問題ありません。
10年ぶりにテレビを買い替えましたが、こんなにもキレイになるんですね、感動です。
購入商品:43V型 QLED TV 43C636
満足度:5.0
ドルビーアトモス対応のテレビが欲しかったので値段の安いTCLにしました。
画質音質ともに満足です。
購入商品:55V型 QLED TV 55C636
満足度:5.0
ネットの口コミを見ると「とにかく高性能で安い!」とあったのでTCLにしました。
ワンランク下のモデルと迷いましたが、QLED、Dolby Atmos、音声操作でこのモデルにしました。
部屋が6畳なので55インチは大きいかなと思いましたが、圧迫感もなく満足です。
購入商品:55V型 QLED TV 55C636
満足度:5.0
今までのテレビと比べると画像が綺麗すぎて違和感がありましたが、もう慣れました。
特に滑らかに映像が動くのは驚きました。買って満足です。
購入商品:43V型 QLED TV 43C636
満足度:5.0
この値段でこの画質は素晴らしい!コスパ最高です。
特に動画がキレイに映ります。
昔の映画もきれいに映りスマートテレビが欲しかったので満足です。
あとリモコンが使いやすいのもおすすめポイントですね。
TCLのQLED TVは奥行きのある高画質な映像が楽しめるということもあり口コミでも評判です。
従来のFHDや4Kと比べても高画質で、キレイな映像を楽しみたい人にはおすすめの一台です。

次に悪い(気になる)口コミを紹介します。
悪い(気になる)口コミや評判
購入商品:43V型 QLED TV 43C636
満足度:3.0
たまにBluetoothの接続がうまくいかないことがあります。
再起動したら大丈夫ですが少し気になります。
購入商品:55V型 QLED TV 55C636
満足度:3.0
画面の切り替わりが遅いのが少しストレスです。
特に電源を入れてすぐは外付けHDDが認識しなかったり、You Tubeもインターネットに接続されないことがあります。
購入商品:43V型 QLED TV 43C636
満足度:3.0
初期不良で交換してもらいました。
横から見るとやや白く映りますがこの値段を考えたら仕方ないですね。
悪い口コミでは「Bluetoothの接続が不安定」「画面の乗り替わりが遅い」という回答が数件ですが見られました。
画面の切り替えはTCLに限らずサイズが大きくなると遅くなってしまう傾向にあるので、この点を考慮した上でサイズを選びましょう。
4K TVの口コミや評判

TCL
43V型 4K液晶テレビ 43V6B 2024年モデル
参考価格:44,800円(税込)
P755シリーズに搭載されている高性能エンジン(Algo Engine Ⅱ)は、映像処理の品質を向上させるために重要な役割を果たしています。
このAlgo Engine Ⅱにより、映像の明るさやコントラスト、色彩のバランスが最適化され、映像がより鮮明でリアルに映し出されます。
また、ノイズの低減や動きの滑らかさも強化され、動きの速い映像でもブレやカクつきが少なく、滑らかな映像を楽しめます。
さらに、ドルビーアトモスにも対応しているので、音が上や横からも聞こえるような360度の音響体験を実現します。

サイズは43Vから75Vまで幅広い取り扱いがあります。
項目 | 4K |
---|---|
型番 | 43V6B![]() |
サイズ | 43V型 50V型 55V型 65V型 75V型 |
参考価格 | 44,800円(税込) |
画質 | |
倍速機能 | 60Hz |
音質 | Dolby Atoms |
動画コンテンツ | Google TV |
総合評価 | 3.0 |
※口コミや評判はアンケートから抜粋しています。
良い口コミや評判
購入商品:43V型 4K TV 43P635
満足度:5.0
前のモデルと迷いましたが、2022年モデルにしました。他のメーカーと比べてかなり安かったので心配でしたが、画質もきれいで気に入っています。
地デジよりBlu-rayやAmazonプライム・ビデオで映画を見るとより綺麗さが際立ちます。
保証もAmazonで5年付けたので安心です。
購入商品:50V型 4KTV 50P635
満足度:5.0
国内メーカーよりも中国メーカーの方がコスパが良い!色んな機能が付いていて、画質もキレイなので満足です。
ただ一点、設置サービスを利用しましたが、手袋やスリッパを持参して欲しかったです。手汗で指紋が付いて、床も汗で跡がつきました。その点はマイナスです。
購入商品:50V型 4KTV 50P635
満足度:5.0
4Kチューナー内蔵で安いテレビが欲しかったのでTCLにしました。
映像はもちろんのことYouTubeもすぐに見れるので気に入っています。
購入商品:43V型 4K TV 43P635
満足度:5.0
国内メーカーと比べてこっちのほうが断然コスパがいい。
画質・音質ともに満足しています。
あとカスタマー窓口が親切で交換が持てるメーカーです。
購入商品:50V型 4K TV 50P635
満足度:5.0
かなりクオリティが高い。
4Kチューナー内蔵でこの値段は凄いと思います。
全く問題ありません。
4Kテレビは「コスパがいい」という口コミが多く高評価です。
特にP635シリーズはAlgoエンジンを搭載しているので、映像処理が格段に上がりました。
手頃な価格で購入するのには最適なモデルです。
悪い(気になる)口コミや評判
購入商品:50V型 4K TV 50P635
満足度:3.0
届いたら画面が割れていました。すぐに交換してもらいましたが、先行き不安です。口コミレビューを見ても滅多にない例だったのでハズレを引いちゃいました。
交換品は特に問題なく見れています。
購入商品:50V型 4K TV 50P635
満足度:2.5
斜めから見ると白っぽく映ります。
ゲームをすると少しカクつく感じがします。
悪い口コミでは「斜めから見ると白っぽく映る」「画面がカクつく」という回答も少数ですがありました。
4Kテレビの視野角は178°なので斜めから見ても白っぽくならない構造ですが、光の加減で白っぽく感じることがあるので、この点を考慮した上で購入しましょう。

FHD/HD TVの口コミや評判

TCL
32V型 フルハイビジョンテレビ 32S5401 2023年モデル
参考価格:25,300円(税込)
TCLのフルハイビジョンテレビはコストパフォーマンスが高く、テレビ放送やブルーレイ/DVD、ゲームなど標準的な視聴環境に適したモデルです。
テレビを視聴するにあたり多くのコンテンツがFHDに対応しているので、日常的な使用において不満を感じることは少ないと思います。
また、4Kや8Kテレビに比べて価格が抑えられているので、手頃な価格で高品質な映像が楽しめます。
特にTCLのフルハイビジョンテレビは、他のメーカーと比べても値段が安く、各通販サイトを見ても割引率が高い傾向にあります。

予算を抑えつつも満足度の高いテレビを選びたい方に適しています。
項目 | FHD |
---|---|
型番 | 32S5401![]() |
サイズ | 32V型 43V型 |
参考価格 | 25,300円(税込) |
画質 | |
倍速機能 | |
音質 | Dolby Audio |
動画コンテンツ | Google TV |
総合評価 | 4.0 |
※口コミや評判はアンケートから抜粋しています。
良い口コミや評判
購入商品:32V型 HD TV 32S518K
満足度:5.0
YouTubeが見たくてTCLにしました。
値段も安くfire stickを差し込まなくてもYouTubeが見れるので最高です。
画質も良く、パソコンのモニター代わりにもなるので大満足です。
購入商品:32V型 HD TV 32S518K
満足度:5.0
とにかく安いテレビが欲しかったのでこのモデルにしました。
この価格でYouTubeも見れるので満足です。コスパ最高です。
購入商品:32V型 HD TV 32S518K
満足度:5.0
Android TV搭載の安いテレビを探してたのでTCLを購入しました。
画質音質共に問題なく買って良かったです。
購入商品:32V型 HD TV 32S518K
満足度:5.0
パソコンモニター用で使ってます。特に問題なく画面も大きいので作業しやすいです。
あとは耐久性が気になるくらいで概ね満足です。
購入商品:32V型 HD TV 32S518K
満足度:5.0
事務所用に購入しました。
テレビが薄くて思っていた以上に画質がキレイ。
値段も安くコスパ最高です。
文句なしです。
今回のアンケート調査ではFHD/HD TVが一番の高評価でした。
特にコストパフォーマンスの高さに満足される人が多く、ネット動画が見られて値段の安いテレビをお探しの人には最適な一台です。
悪い(気になる)口コミや評判
購入商品:32V型 HD TV 32S518K
満足度:3.0
リモコンの電池の減りが早いくらいで他は問題ありません。

悪い口コミは「リモコンの電池の減りが早い」という回答が1件あっただけで、他はすべて高評価でした。

TCLのテレビ よくある質問


TCLテレビのよくある質問をまとめてみました。
TCLのテレビ 性能に関する質問

TCLのテレビ 機能に関する質問

TCLのテレビ その他の質問
TCLのテレビは壊れやすいということはなく高品質!まとめ

今回はTCLのテレビは壊れやすいのか?アンケート結果をもとに記事をまとめてみました。
- アンケート結果では約5%は不具合事例が見られる
- 約60%の人は満足と回答
- QLEDモデルは有機ELに匹敵する高性能パネル
- 上位モデルでも低価格
- 2019年日本市場に参入して以降、急成長を遂げている
- 国内メーカーの一部生産を受け持っている
TCLのテレビは特段壊れやすいということはなく、上記のように高品質なテレビを販売しています。
中国製のテレビは壊れやすいのでは?と心配される人もいらっしゃるかもしれませんが、国内メーカーの部品や組み立ては基本的に海外で行われています。
またTCLは最先端の技術を取り入れて開発研究の体制(R&D)にもチカラを入れている企業です。
そのため、性能の良さはもちろん耐久性なども日々研究を重ね向上しています。

ぜひ今急成長しているテレビメーカー「TCL」をチェックしてみてください。
同じ海外メーカーで人気のハイセンスやLGのテレビは以下の記事でまとめています。


