国内でトップクラスの販売シェアを誇るレグザとシャープのテレビ。
2023年は、3位のハイセンスに10％の差をつけ、1位と2位をキープしています。
| 順位 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | シャープ （23.5%） | シャープ （21.9%） | TVS REGZA （24.1%） | TVS REGZA （24.9%） |
| 2位 | ソニー （17.6%） | TVS REGZA （19.5%） | シャープ （21.9％） | シャープ （22.3%） |
| 3位 | TVS REGZA （17.5%） | ソニー （18.0%） | ソニー （14.7%） | Hisense （12.7%） |
そこで気になるのは、レグザとシャープのテレビ、どちらが優れているのか？
今回は、レグザとシャープのテレビの違いを比較し、どちらが良いのか選んでみました。
レグザとシャープのテレビでどちらにするか迷われている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
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レグザとシャープのテレビはどっちがおすすめ？
レグザとシャープはどっちがいいの？
私（筆者）は、レグザをおすすめします。
理由は幾つかありますが、1番は「コストパフォーマンスの高さ」が挙げられます。
5〜6年前までは50V型で型落ちモデル（シャープ）なら6万円ほどで購入できていましたが、コロナ禍の半導体不足や原材料の高騰で全体的に家電製品が値上がりしています。
テレビに関しては1.5倍ほど高騰しているような印象を受けます。
そんな中、高性能、高品質で価格を抑えて販売されているのがレグザです。
レグザは2018年に中国のハイセンスグループの傘下に入って以降、広範な部品調達網を活かしてリーズナブルなテレビを製造しています。
レグザとシャープのテレビの違いを比較
レグザとシャープのテレビの違いを同等モデルで比較してみます。
| 項目 | レグザ | シャープ |
|---|---|---|
| 型番 | 2024年モデル 43Z670N | 2024年モデル 4T-C50GN2  |
| サイズ | 43V型 50V型 55V型 65V型 75V型 | 50V型 55V型 |
| 参考価格 | 115,000円(税込) | 168,300円(税込) |
| 画質 | ||
| 倍速機能 120Hz | ||
| 音質 | フルレンジ：2個 ツィーター：2個 トップダブルツィーター：2個 ウーファー：1個 | ツィーター×2個 フルレンジ×2個 |
| 動画コンテンツ | REGZA独自OS | Google TV |
| 総合評価 | 5.0 | 4.0 |
上記のようにスピーカー性能の違いは明確ですが、画質や倍速機能に関してはどちらも優れています。
それでは、それぞれの違いを筆者の見解を踏まえて解説します。
画質の違い
レグザとシャープの画質はどちらも奥行きのある黒の表現を得意とします。
特にシャープはN-Blackと呼ばれる低反射パネルを使用しているので、日光や蛍光灯の映り込みを抑えた設計になっています。
また、AIによる環境に合わせた映像処理を行うので、テレビの見えやすさで比較するとシャープに軍配が上がります。
一方、レグザもAIを活用した映像処理を行うので、シャープ同様に環境に合わせた最適な映像を映し出します。
最近はどのメーカーもAIを活かした映像処理を行うので映像のキレイさはどこも変わらないという印象を受けます。
ただ、レグザに関しては奥行きのある黒の表現だけではなく、人肌の表現が長けています。
そのため、リアルな表現を求める方はレグザをおすすめします。
もちろん、シャープもAIによる最適な映像処理を行いますが、肌の質感に関してはレグザのほうが優れていると感じます。
※筆者の個人的な感想を含みます。
音質の違い
同等モデルで比較した場合、レグザのほうが高音域から低音域まで表現できます。
一方、シャープも低音域を表現するバスレフ型スピーカーや、高音域を表現するツィーターを搭載していますが、レグザには及びません。
また、声の聞き取りやすさは、どちらも音声を補正する機能が備わっていますが、シャープはやや声がこもる印象があります。
その点、レグザは声の通りが良く、聞き取りやすさでは優れています。
※筆者の個人的な感想を含みます。
動画コンテンツの違い
動画コンテンツは、レグザはREGZA OS、シャープはGoogle TVが搭載されています。
どちらも定期的にアップデートが行われているので、最新の動画コンテンツアプリが利用可能です。
レグザは過去の一部機種でNetflixやDAZNのサービスが終了したことがありましたが、現在はGoogle TV同様、豊富な動画コンテンツを利用できます。
多少の違いはあるものの、OSはどちらも大差ないという印象です。
※筆者の個人的な感想を含みます。
レグザとシャープのテレビ【共通機能】
レグザとシャープのテレビには共通した機能が備わっています。
AI画質処理
どちらもAIを活用した映像処理を行います。
ニュース、ドラマ、映画、アニメなどシーンに合わせた最適な映像を映し出します。
倍速機能
テレビは静止画を高速で表示させることで動きを表します。
倍速機能とは、通常、1秒間に60枚の静止画を表示させるところ、120枚表示させることでカクツキを抑えた滑らかな動きを表現します。
オンオフで切り替え可能です。
Wi-Fi機能
以前は別途キャストといわれる機器を取り付けないとYouTubeや Amazonプライムビデオなどの視聴はできませんでしたが、最近はほとんどの機種でWi-Fi機能が搭載されています。
レグザとシャープも同様にWi-Fi機能が搭載されているので、設置したその日から観たい動画コンテンツが視聴できます。
立体音響効果
テレビのスピーカーには表現できる幅が限られています。
その幅を広げてくれるのが、立体音響効果のあるDolby Atmosです。
Dolby Atmosはバーチャルな立体音響効果を表し臨場感溢れるサウンドを表現します。
とはいえ、映画館やホームシアターのような立体音響効果は期待できないので、補足機能として使用するのをおすすめします。
ダイレクトボタン
付属しているリモコンには、YouTubeや Netflixなどの動画コンテンツに直接アクセスできるダイレクトボタンが備わっています。
ワンタッチで切り替えられる便利な機能です。
このように、レグザとシャープのテレビには、共通した機能が備わっています。
どれも、最近のテレビでは標準装備されている機能で、AIや倍速機能はここ数年で一気に広がりました。
レグザとシャープのテレビは「レグザ」がおすすめ！
今回はレグザとシャープのテレビの違いをまとめてみました。
どちらも国内トップクラスの販売シェアを誇るメーカーで、どちらが優れているかは甲乙付け難いのですが、
- 知名度による安心感を優先する場合はシャープ。
- コストパフォーマンスを優先する場合はレグザ。
というように、スピーカー性能に違いはあるものの、その他の面では大きな違いはありません。
レグザは2018年に中国の家電メーカーハイセンスの傘下に入ったことで、品質面はもちろん、部品の調達網が広がり、価格を抑えた高性能テレビを販売できるようになりました。
最近ではレグザの親会社でもあるハイセンスも着実にシェアを伸ばしています。
| 順位 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | シャープ （23.5%） | シャープ （21.9%） | TVS REGZA （24.1%） | TVS REGZA （24.9%） |
| 2位 | ソニー （17.6%） | TVS REGZA （19.5%） | シャープ （21.9％） | シャープ （22.3%） |
| 3位 | TVS REGZA （17.5%） | ソニー （18.0%） | ソニー （14.7%） | Hisense （12.7%） |
ハイセンスもレグザと共同開発した高画質エンジンを搭載しているので、ブランドはハイセンスですが、レグザの技術が応用されています。
テレビ選びは色々迷われるかもしれませんが、レグザは国内の販売シェアNo.1ということもあり、確かな信頼や品質の良さが挙げられます。
レグザ、シャープで好みが分かれるかもしれませんが、筆者はコストパフォーマンスの良さからレグザをおすすめします。
この機会にぜひレグザ、シャープの高画質テレビをチェックしてみてください。
| 項目 | レグザ | シャープ |
|---|---|---|
| 型番 | 2024年モデル 43Z670N | 2024年モデル 4T-C50GN2 |
| サイズ | 43V型 50V型 55V型 65V型 75V型 | 50V型 55V型 |
| 参考価格 | 115,000円(税込) | 168,300円(税込) |
| 画質 | ||
| 倍速機能 120Hz | ||
| 音質 | フルレンジ：2個 ツィーター：2個 トップダブルツィーター：2個 ウーファー：1個 | ツィーター×2個 フルレンジ×2個 |
| 動画コンテンツ | REGZA独自OS | Google TV |
| 総合評価 | 5.0 | 4.0 |
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