国内テレビの主要メーカーであるパナソニックとシャープ。
どちらも知名度が高く、どちらを選ぶか迷ってしまいます。
そこで今回は、2024年モデルの同等スペックを例に挙げて、パナソニック(ビエラ)とシャープ(アクオス)の違いを比較してみました。
パナソニックとシャープのテレビで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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パナソニックとシャープのテレビはどっちがいいのか?ビエラとアクオスの違いを比較
※以下は、筆者個人の感想です。
難しい質問ですが、筆者個人としてはパナソニックをおすすめします。
その理由は、シャープのテレビを何度か修理に出しましたが、一向に改善しなかったからです。
修理1回目(基板の交換)
- 電源が勝手につく
- スピーカーの音量が最大になる
- 映像が乱れる
- リモコンの反応が悪い
- 画面の切り替わりが遅い
修理2回目(アンテナの電波を抑制)
- 映像が乱れる
- リモコンの反応が悪い
- 画面の切り替わりが遅い
修理3回目(シャープ内で直接調査)
- 代替機で対応。
代替機を借りてシャープ内で直接調査をしてもらいましたが、「映像が乱れることはない」との回答でした。
その後も、時折映像の乱れや音量が出ないなどの不具合が発生していますが、改善しないと諦めています。
また、リモコンの反応が悪い、画面の切り替わりが遅いのも相変わらずで、こちらも諦めています。
最近では、電源が付きにくくなってきました。
たまたまかもしれませんが、これらの理由から筆者はパナソニックをおすすめします。
詳しくは以下の記事でまとめています。
ビエラとアクオスの違いを比較 パナソニックとシャープのテレビ
ビエラとアクオスは、搭載されているエンジンやOSに違いがあるものの、最近のテレビでは標準的な機能が全て揃っています。
例えば、
- AI高画質エンジン
- 倍速機能
- Dolby Atmos
- 動画コンテンツ
- 地震対策 など
同等スペックの2024年モデルは以下のような違いがあります。
項目 | パナソニック | シャープ |
---|---|---|
型番 | 43W90A | 4T-C50GN2 |
サイズ | 43V型 50V型 55V型 65V型 | 50V型 55V型 |
参考価格 | 138,500円(税込) | 175,000円(税込) |
画質 | AI高画質エンジン | AI高画質エンジン |
倍速機能 | 120Hz | 120Hz |
音質 | Dolby Atmos | Dolby Atmos |
動画コンテンツ | Fire TV | Google TV |
総合評価 | 4.0 | 4.0 |
どちらも高性能なエンジンを搭載しているので、キレイな映像を楽しめます。
筆者の個人的な見解を含みますが、
- 鮮やかでクッキリとした映像を楽しみたいなら、パナソニック。
- 映り込みや暗いシーンでも見えにくさを軽減したいなら、シャープ。
シャープも映像モードによっては鮮やかでクッキリとした表現が可能ですが、パナソニックのW90Aシリーズはバックライトの細かな制御により、高いコントラストや黒つぶれを抑えた表現が得意です。
ちなみにシャープは外の光や照明などの映り込みが少ない低反射パネル(N-Blackパネル)を使用しています。
そのため、暗いシーンでの映り込みを抑えて見やすくなっています。
また、個人的には回転式スタンドは気に入っています。
例えば、リビングで観るときは正面、ダイニングで観るときは斜めに動かせるので使い勝手がよくおすすめです。
ビエラとアクオスの違いを比較【共通機能】
ビエラとアクオスには以下のような共通機能があります。
- AI高画質エンジン
- 倍速機能
- Dolby Atmos
- 動画コンテンツ
- 地震対策
AI高画質エンジン
あらかじめ学習した膨大な情報を元にニュース、スポーツ、映画、ドラマ、ライブ映像など、AIがシーンに応じた最適な映像を映し出します。
また、周囲の環境に応じて明るさやホワイトバランスを自動で調整します。
日光、蛍光灯、電球など、周囲の光を検知して最もテレビが見やすい映像を映し出します。
倍速機能
テレビの映像は、静止画を高速で表示することで動きを表現します。
標準では、1秒あたり60枚の静止画を表示する60Hzですが、ビエラとシャープは2倍の120Hzに対応しています。
これにより、カクつきを抑えた滑らかな映像が楽しめます。
倍速機能は切り替え可能なので、映像に合わせて調整できます。
Dolby Atmos
テレビは左右のステレオスピーカーから音を出しますが、立体的な音響効果はありません。
その不足を補うのがDolby Atmosです。
Dolby Atmosは、バーチャルな立体音響効果を表現できるので、映画館やホームシアターのような臨場感あふれるサウンドを体験できます。
ただし、バーチャルな立体音響効果なので、過度な期待は避けましょう。
動画コンテンツ
ビエラはFire TV、アクオスはGoogle TVを搭載しています。
どちらもYouTubeやAmazonプライム・ビデオなど、豊富な動画コンテンツを視聴できます。
また、リモコンには動画コンテンツに調節アクセスできるダイレクトボタンが備わっています。
地震対策
パナソニックのテレビは、テレビ台とスタンドを吸着させる吸盤が付いています。
そのため、地震の際にも転倒しにくくなっています。
また、小さなお子さんがいる家庭でも、テレビに触れて倒れてしまう事故を防ぐことができます。
シャープのテレビも、転倒防止用のベルトや背面クランプでテレビを固定することができるので安心です。
項目 | パナソニック | シャープ |
---|---|---|
型番 | 43W90A | 4T-C50GN2 |
サイズ | 43V型 50V型 55V型 65V型 | 50V型 55V型 |
参考価格 | 138,500円(税込) | 168,300円(税込) |
画質 | AI高画質エンジン | AI高画質エンジン |
倍速機能 | 120Hz | 120Hz |
音質 | Dolby Atmos | Dolby Atmos |
動画コンテンツ | Fire TV | Google TV |
総合評価 | 4.0 | 4.0 |
パナソニックのテレビの詳細は以下の記事でまとめています。
パナソニックとシャープのテレビはどっちがいいのか?まとめ
パナソニック(Panasonic)
VIERA 43V型 4K液晶テレビ TV-43W90A FireTV搭載 2024年モデル
参考価格:140,660円(税込)
今回は、パナソニック(ビエラ)とシャープ(アクオス)のテレビの違いを比較してみました。
今回紹介したモデルは、同等のスペックのため共通点が多く、どちらが良いかは甲乙つけがたいですが、総合的に判断するとパナソニックをおすすめします。
パナソニックはクッキリとした鮮やかな映像表現が得意で操作性も良く、画面の切り替わりもスマートフォンのようにサクサク動きます。
もちろん、メーカーに対する思い入れや信用度は人それぞれなので、どちらが良いかは好みが分かれます。
セール状況によっても価格が異なるので、この機会にぜひパナソニックとシャープのテレビをチェックしてみてください。
項目 | パナソニック | シャープ |
---|---|---|
型番 | 43W90A | 4T-C50GN2 |
サイズ | 43V型 50V型 55V型 65V型 | 50V型 55V型 |
参考価格 | 138,500円(税込) | 168,300円(税込) |
画質 | AI高画質エンジン | AI高画質エンジン |
倍速機能 | 120Hz | 120Hz |
音質 | Dolby Atmos | Dolby Atmos |
動画コンテンツ | Fire TV | Google TV |
総合評価 | 4.0 | 4.0 |
国内の主要メーカーは以下の記事でまとめています。